絵マップコンクールに力作55点
2021年11月01日
多彩な力作が多数出品された「あこう絵マップコンクール」の審査会
市民有志の実行委員会(尾上欣也会長)の主催で19回目。防災をテーマに公共施設の海抜を調べたマップ、赤穂市制施行70周年にちなんで市の歴史を紹介する作品、水路の工事によって見られなくなった生き物をまとめた地図など多彩な55点が寄せられた。
最優秀賞の国土地理院長賞は、塩屋小5年の池渕翔月君が応募した「赤穂かるた絵マップ」。市内の名所や名物などを題材に「いろはかるた」を手作りし、絵札を地図に貼り付けた。絵札を開くと詳しい説明が書いてあり、かるた遊びをしながら地元の旧跡や特産品を学べるようになっている。
審査会はコロナ下のため昨年に続いて無観客方式で実施し、インターネットでライブ配信した。審査委員長の江端恭臣さん(61)は「例年以上にテーマを詳しく調べた『深掘り』の作品が多かった。コロナ下で遠出できなくなった代わりに身近なところに目を向けようとする傾向が表れているのかも知れない」とし、「どの作品も自分の住んでいるまちのことを知ってほしいという思いが込められていて主催者としてうれしい」と感想を話した。
全国展へ出品される上位7作品の受賞者は次のとおり。
▽最優秀賞=池渕翔月(塩屋小5)
▽優秀賞=長濱碧乃(塩屋小6)吉田悠人(原小5)松原海斗・西川直毅(高雄小3)森谷朱里(塩屋小3)金田和佳奈・金田祐奈・金田知奈美(赤穂小2・赤穂幼年長・尾崎保3歳)戸貝蒼真・戸貝美玖(高雄小3・高雄幼年少)
* * *
審査委員長のお名前に誤りがありました。正しくは江端恭臣さんでした。訂正の上、おわびします。(2021年11月2日8時15分)
| <前の記事 |
赤穂市ジュニアバンドが音楽祭 奇妙礼太郎さんも出演 中学生絵師 「忠臣蔵ねぷた」と囃子で会場魅了
[ 文化・歴史 ] 2025年12月13日 第48回JC旗少年野球 尾崎が9年ぶり6度目V 義士祭奉賛学童書道展の特別賞 「ねぷた博士ちゃん」が描いた忠臣蔵 義士祭前々夜イベントで披露 タテホわくわくランドで7日「おかしまき大会」 尾崎地区で史跡ラリー 児童らが日本遺産など巡る 第46回赤穂市小学生バレーボール発足記念大会 手芸歴50年以上の女性 編み物、パッチワークなど初の個展
[ 文化・歴史 ] 2025年11月22日 各地区自慢の獅子舞に拍手 伝統文化祭
[ 文化・歴史 ] 2025年11月16日 藩主から拝領の和時計を公開 田淵記念館 「撮り鉄」の草分け 吉栖清美さん写真展
[ 文化・歴史 ] 2025年11月06日 獅子舞3団体が出演 赤穂市伝統文化祭 塩屋の書道講師、清水まみさん 日展で12年連続入選
[ 文化・歴史 ] 2025年11月01日 少林寺拳法全国大会で健闘誓う3組












コメントを書く