赤穂小児童らホタル幼虫放流 学校そばの加里屋川
2026年03月06日
兵庫県が河川改修整備を進める二級河川の加里屋川で、赤穂小学校の3年生児童約50人が4日、ホタルの幼虫を放流した。
県は改修に伴って2013年に赤穂小のグラウンドに隣接してビオトープを整備。翌年から地元住民と行政による「ホタル再生プロジェクト」が始まり、ホタル幼虫の放流を年1回行っている。
今年も県と市の職員が同じ水系でゲンジボタルを採集。産んだ卵を孵化させ、昨年の3倍以上となる約500匹が育った。
1学期に同川の環境について学んだ児童らは、体長1〜4センチほどの幼虫が数匹ずつ入った紙コップを受け取り、「大きくなって」「元気で」などと声をかけながら順番に川に流した。
ビオトープの近辺では一昨年と今年、沿川自治会などで組織する「加里屋川ふるさとの川整備連絡協議会」が水生生物の生息により適した環境をつくろうと、「バーブ工」と呼ばれる構造物を設置した。川の流れで運ばれてくる砂がたまって瀬と淵や流れの強弱が生まれ、魚などがすみやすい環境をつくりだせるといい、市によると、「ホタルの餌になるカワニナが格段に増えた」という。
今回放流した幼虫は順調に育てば今年5月下旬から6月上旬にかけて成虫になる見込み。2年前の夏に加里屋川で光るホタルを見たことがあるという有年涼輔君(9)は「5〜6匹飛んでいてきれいやった。今年はもっとたくさん飛んでほしい」と願った。
掲載紙面(PDF):
2026年3月7日号(2635号) 1面 (6,542,046byte)
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県は改修に伴って2013年に赤穂小のグラウンドに隣接してビオトープを整備。翌年から地元住民と行政による「ホタル再生プロジェクト」が始まり、ホタル幼虫の放流を年1回行っている。
今年も県と市の職員が同じ水系でゲンジボタルを採集。産んだ卵を孵化させ、昨年の3倍以上となる約500匹が育った。
1学期に同川の環境について学んだ児童らは、体長1〜4センチほどの幼虫が数匹ずつ入った紙コップを受け取り、「大きくなって」「元気で」などと声をかけながら順番に川に流した。
ビオトープの近辺では一昨年と今年、沿川自治会などで組織する「加里屋川ふるさとの川整備連絡協議会」が水生生物の生息により適した環境をつくろうと、「バーブ工」と呼ばれる構造物を設置した。川の流れで運ばれてくる砂がたまって瀬と淵や流れの強弱が生まれ、魚などがすみやすい環境をつくりだせるといい、市によると、「ホタルの餌になるカワニナが格段に増えた」という。
今回放流した幼虫は順調に育てば今年5月下旬から6月上旬にかけて成虫になる見込み。2年前の夏に加里屋川で光るホタルを見たことがあるという有年涼輔君(9)は「5〜6匹飛んでいてきれいやった。今年はもっとたくさん飛んでほしい」と願った。

加里屋川にホタルの幼虫を放流する赤穂小の児童たち
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