学生らが企画「防災ふれあい喫茶」22日に初開催
2026年03月17日
世間話を楽しみながら防災・減災の意識を高める「防災ふれあい喫茶」が3月22日(日)、加里屋まちづくり会館で開かれる。
企画したのは高校生や大学生ら若い世代。主催する学生防災団体「つぶやき」に話を聞いた。
中学3年生から社会人学生まで8人で活動する同団体。兵庫県教育委員会が募集した「防災ジュニアリーダー」として能登半島地震の被災地で支援活動を行った龍野北高校看護専攻科1年の脇岡ゆららさん(19)と神戸商業高校2年の黒田真央さん(17)が昨年5月に立ち上げた。実際に被災地で被災者の声を聞いた中、地震による直接的な被害だけでなく、避難生活の長期化による体調悪化や精神的ストレスで亡くなった人もあることを知り、そうした「災害関連死」を防ぎたいと思ったのがきっかけだという。
災害関連死は地域のつながりの希薄さとも関連があるとされ、メンバーらは地域の結びつきを強くすることで災害関連死の予防につなげる取組ができないか検討。一つの手法として考えたのが、地域の人たちに集まってもらってお茶を飲みながら懇談し、世間話をきっかけに防災への意識を高める「防災ふれあい喫茶」だ。
参加者は数人ずつのグループになり、「食生活で気をつけていること」「休息の取り方」など日常生活にまつわる言葉を書いた「話題カード」を基におしゃべり。そこから被災時の食事や避難所でのストレス解消法などに話を広げ、防災が普段の暮らしの延長にあることに気付く機会を提供する。
脇岡さんらは昨年12月にあった「西播磨ビジネスプランコンテスト」に「防災ふれあい喫茶」のアイデアでエントリーし、中学・高校等の部で最優秀賞を受賞した。兵庫県の助成事業にも採択され、今回が初めて企画を実践する場となる。
「日頃の生活の中で見過ごしているささいな問題や、そのままにしている困り事が大きくなって現れるのが災害だと思います。日々の暮らしと災害時の共通点を見つけることで、防災が特別なことではなく、身近なものだと感じてほしい」と脇岡さん。「お茶とお菓子を用意してお待ちしていますので、一人でもたくさん来てもらえたらうれしい」と話す。
1階多目的室で午前10時〜11時半。参加無料。
掲載紙面(PDF):
2026年3月21日号(2637号) 1面 (5,696,617byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
企画したのは高校生や大学生ら若い世代。主催する学生防災団体「つぶやき」に話を聞いた。
中学3年生から社会人学生まで8人で活動する同団体。兵庫県教育委員会が募集した「防災ジュニアリーダー」として能登半島地震の被災地で支援活動を行った龍野北高校看護専攻科1年の脇岡ゆららさん(19)と神戸商業高校2年の黒田真央さん(17)が昨年5月に立ち上げた。実際に被災地で被災者の声を聞いた中、地震による直接的な被害だけでなく、避難生活の長期化による体調悪化や精神的ストレスで亡くなった人もあることを知り、そうした「災害関連死」を防ぎたいと思ったのがきっかけだという。
災害関連死は地域のつながりの希薄さとも関連があるとされ、メンバーらは地域の結びつきを強くすることで災害関連死の予防につなげる取組ができないか検討。一つの手法として考えたのが、地域の人たちに集まってもらってお茶を飲みながら懇談し、世間話をきっかけに防災への意識を高める「防災ふれあい喫茶」だ。
参加者は数人ずつのグループになり、「食生活で気をつけていること」「休息の取り方」など日常生活にまつわる言葉を書いた「話題カード」を基におしゃべり。そこから被災時の食事や避難所でのストレス解消法などに話を広げ、防災が普段の暮らしの延長にあることに気付く機会を提供する。
脇岡さんらは昨年12月にあった「西播磨ビジネスプランコンテスト」に「防災ふれあい喫茶」のアイデアでエントリーし、中学・高校等の部で最優秀賞を受賞した。兵庫県の助成事業にも採択され、今回が初めて企画を実践する場となる。
「日頃の生活の中で見過ごしているささいな問題や、そのままにしている困り事が大きくなって現れるのが災害だと思います。日々の暮らしと災害時の共通点を見つけることで、防災が特別なことではなく、身近なものだと感じてほしい」と脇岡さん。「お茶とお菓子を用意してお待ちしていますので、一人でもたくさん来てもらえたらうれしい」と話す。
1階多目的室で午前10時〜11時半。参加無料。

防災ふれあい喫茶への来場を呼び掛ける学生防災団体「つぶやき」代表の脇岡ゆららさん(左)と副代表の黒田真央さん
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2026年3月21日号(2637号) 1面 (5,696,617byte)
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