終戦80年 児童合唱団がオペレッタ「琉球讃歌」
2025年02月22日
赤穂市児童合唱団(元岡明団長)の第49回定期演奏会が3月2日(日)、中広の赤穂化成ハーモニーホールで開催される。

メインのオリジナルオペレッタ「琉球讃歌」は終戦80年にちなみ、多くの島民が犠牲になった沖縄での戦いをテーマにした演目。「涙そうそう」「島唄」「島人ぬ宝」などの楽曲に登場人物の思いを乗せて歌う。団員たちは「歌と演技で平和のありがたさを伝えたい」と稽古に励んでいる。
出演は幼稚園年長から高校2年生までの20人。昨年4月からこつこつ練習に取り組んできた。中高生たちは修学旅行で訪れた沖縄で戦争遺品が展示された資料館を見学し、戦争の悲惨さを学んできたという。
戦争末期に現地の住民らが避難した「ガマ」と呼ばれる洞窟を見学した高校1年の河野琉翔君(16)=目坂=は真っ暗なガマの中を見て、戦時中にそこにいた人たちに思いを巡らせたという。その経験を共有しようと、感じたことを年下の団員たちに話してきた。高校2年の本庄世奈さん(17)=大町=も「当時の人たちの思いを忘れず、今があることの喜びを観客に伝えたい」と語る。
小ホールで午後1時半開場、2時開演。オペレッタのほか合唱曲を披露する。入場無料。
掲載紙面(PDF):
2025年2月22日号(2588号) 1面 (6,048,098byte)
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定期演奏会への来場を呼びかける赤穂児童合唱団のみなさん
メインのオリジナルオペレッタ「琉球讃歌」は終戦80年にちなみ、多くの島民が犠牲になった沖縄での戦いをテーマにした演目。「涙そうそう」「島唄」「島人ぬ宝」などの楽曲に登場人物の思いを乗せて歌う。団員たちは「歌と演技で平和のありがたさを伝えたい」と稽古に励んでいる。
出演は幼稚園年長から高校2年生までの20人。昨年4月からこつこつ練習に取り組んできた。中高生たちは修学旅行で訪れた沖縄で戦争遺品が展示された資料館を見学し、戦争の悲惨さを学んできたという。
戦争末期に現地の住民らが避難した「ガマ」と呼ばれる洞窟を見学した高校1年の河野琉翔君(16)=目坂=は真っ暗なガマの中を見て、戦時中にそこにいた人たちに思いを巡らせたという。その経験を共有しようと、感じたことを年下の団員たちに話してきた。高校2年の本庄世奈さん(17)=大町=も「当時の人たちの思いを忘れず、今があることの喜びを観客に伝えたい」と語る。
小ホールで午後1時半開場、2時開演。オペレッタのほか合唱曲を披露する。入場無料。
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