赤穂緞通織り続けて34年 ベテラン作家が初個展
2025年03月15日
赤穂緞通作家として30年以上の経験をもつ坂越の柳田緑さん(77)の個展が旧坂越浦会所で開かれている。

柳田さんは1991年から赤穂市教育委員会が始めた「赤穂緞通織方技法講習会」の第1期生。市選定保存技術保持者の故阪口キリヱさんから直接指導を受けた一人だ。講習修了後も加里屋の共同工房で他の修了生らと技術向上を重ね、2004年に独立して自宅に工房を開いた。
これまでに手掛けた緞通は一畳敷を中心に約40点。いずれも顧客からの注文で織ったもののため作品が手元に残ることはなかった。4人の弟子を取り、赤穂緞通の製作技法を後進に伝承する責任も果たし、「一度は個展を開いてみたい」と喜寿の開催を目標に数年前から作品を準備してきたという。
「赤穂緞通を見たことがない人に風合いを感じてほしい」と観光客が多く訪れる旧坂越浦会所を会場に選んだ。一番好きな文様だという「藍地花文」など一畳敷7点と小サイズ5点を展示。一畳敷の一つは通常の赤穂緞通に使われる綿糸ではなく9色の絹糸で織り上げ、質感が滑らかだ。
4月7日(月)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。TEL0791・48・7755。
掲載紙面(PDF):
2025年3月15日号(2591号) 1面 (5,945,426byte)
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赤穂緞通作家の柳田緑さんが旧坂越浦会所で開いている個展
柳田さんは1991年から赤穂市教育委員会が始めた「赤穂緞通織方技法講習会」の第1期生。市選定保存技術保持者の故阪口キリヱさんから直接指導を受けた一人だ。講習修了後も加里屋の共同工房で他の修了生らと技術向上を重ね、2004年に独立して自宅に工房を開いた。
これまでに手掛けた緞通は一畳敷を中心に約40点。いずれも顧客からの注文で織ったもののため作品が手元に残ることはなかった。4人の弟子を取り、赤穂緞通の製作技法を後進に伝承する責任も果たし、「一度は個展を開いてみたい」と喜寿の開催を目標に数年前から作品を準備してきたという。
「赤穂緞通を見たことがない人に風合いを感じてほしい」と観光客が多く訪れる旧坂越浦会所を会場に選んだ。一番好きな文様だという「藍地花文」など一畳敷7点と小サイズ5点を展示。一畳敷の一つは通常の赤穂緞通に使われる綿糸ではなく9色の絹糸で織り上げ、質感が滑らかだ。
4月7日(月)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。TEL0791・48・7755。
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