牡蠣食べて美味「オイスターサーモン」
2019年04月06日
地元産のカキを食べて育ったオイスターサーモンの水揚げ
昨年11月から12月にかけて3回に分けてトラウトサーモン(ニジマスの改良種)の幼魚3100匹を宍粟市山崎町の養殖場から購入。坂越沖の生けすに放し、カキのむき身をたっぷり混ぜた飼料を毎日4回与えた。
サーモンは水温が低いと餌をあまり食べなくなるが、「カキは食いつきが違った」(上田さん)という。当初は一日10キログラムだった餌の量は50キログラムに増量。もともと体重100グラムほどだったサーモンは1キログラムを超えるまでに成長した。
出荷は初夏まで続く予定で、市内の旅館やホテル、飲食店などで料理して提供されるという。いち早くメニューに取り入れた坂越の「くいどうらく」(海の駅しおさい市場内)の阿部健太店長(33)は「余分な脂っぽさがなく、後から甘みを感じる」と味の良さに注目し、刺身やにぎり寿司、しゃぶしゃぶ、ピザなどオイスターサーモンを使った7品の提供を始めた。
上田水産は「オイスターサーモン」の商標登録を申請中。上田さんは「好評なら来季は生けすを増設したい。春先から初夏にかけての赤穂の新名物としてPRしていきたい」と話している。
| <前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2019年4月6日号(2320号) 1面 (7,451,634byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
播州赤穂〜長船 JR西が経営状況公表線区に追加 瀬戸内海で牡蠣不漁 赤穂市内の生産者も打撃 [ 商業・経済 ] 2025年11月21日赤穂市民病院の指定管理構想 事実上の2病院統合 外来・救急を集約 赤穂商工会議所 目木敏彦会頭を再選 [ 商業・経済 ] 2025年11月04日亀の井ホテルに「熊八像」赤穂高校美術部がデザイン
[ 商業・経済 ] 2025年10月24日 御崎の灯台周囲も特別区域指定 宿泊施設や飲食店など可能に
[ 商業・経済 ] 2025年10月11日 ヒントは「蜂の巣」 揺れに強い工法で特許
[ 商業・経済 ] 2025年10月10日 ドッグラン、プライベートサウナも 海浜公園オートキャンプ場にグランピング施設
[ 商業・経済 ] 2025年10月09日 アース製薬 ブラックキャップのライン増設へ
[ 商業・経済 ] 2025年09月29日 《福浦産廃》事業者と計画に根強い不信感 赤穂高校の探究学習 地元企業100社訪問へ 《福浦産廃》搬入方法に「ばら積み」追加 事業計画を変更 関西電力赤穂発電所 38年にわたる運転終了
[ 商業・経済 ] 2025年08月01日 加里屋磯に再生アルミ工場竣工 豊通ソーテック
[ 商業・経済 ] 2025年07月24日 海浜公園に夏限定ウォーターパーク 19日から














コメント
素晴らしい取り組みと思います
オイスターサーモン使用店だと
わかるように幟など検討してください♪
冬以外の季節へのアピールが必要です
みんなの知恵を出しあって新たな名物をつくりましょう♪
0
0
投稿:市民 2019年04月14日
0
0
投稿:牡蠣鮭 2019年04月07日コメントを書く