「ど根性メロン」3代目が初生り
2013年07月08日
りっぱな形に育った3代目「ど根性メロン」の初生り。今後は味の期待も高まりそう
2年前に尾崎田中町で道路の継ぎ目から実った果実をルーツとする「ど根性メロン」。「子孫を増やして、いつかはおいしいメロンを」と赤穂市自立経営農業振興協会野菜生産部会が今年4月、昨年の2世苗に続いて3世苗を市民に配布した。2世苗の倍近い約400株を“里親ボランティア”が育てている。
同農園では22人が栽培にチャレンジ。一人につき3平方メートルの区画で2株ずつ育て、すべての区画で実をつけたという。収穫第1号は塩屋の主婦、四宮いずみさん(62)。わざわざ香住町から取り寄せたカニ殻の粉末肥料を畑にまき、毎日成長を見守った。「まだ早いかな」と思いつつ、3個実ったうち最も生育のよいものを4日に収穫した。
8日、畑仲間といっしょに試食。直径約17センチ、重さ約2キロと立派ながら、やはり収穫が早過ぎたようで期待通りの甘さには至っていなかった。しかし、果肉の色は美しく、梶本吉昭農園長(73)によると、「収穫時期と熟成期間を適度に延ばせば、甘さが出るはず」という。
四宮さんの区画では、さらに2個が成長中。長男家族が帰省する来月初めがちょうど食べ頃になる見込みで、「次は慌てずに」と笑顔で話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年7月13日(2045号) 3面 (8,752,687byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
御崎に「保護猫カフェ」里親とのマッチングも 「縁結びの松」移植 愛と絆の名所に [ 街ネタ ] 2019年02月14日まるで養殖場 大津川にボラの大群 [ 街ネタ ] 2019年02月03日「芸事上達」に願い込めゴールド木札 [ 街ネタ ] 2019年01月12日「かわいい」ミッキー里いも [ 街ネタ ] 2019年01月11日聖地から聖地へ「縁結びの松」移植へ [ 街ネタ ] 2019年01月01日義士祭見物40周年の男性に「わらじ」 [ 街ネタ ] 2018年12月15日ミニ運動会で三世代交流 [ 街ネタ ] 2018年11月25日花嫁も瀬戸内もきらめいて「坂越の嫁入り」 [ 街ネタ ] 2018年10月29日円熟の干し柿に見た健康長寿の秘訣 [ 街ネタ ] 2018年10月13日ギネス挑戦へエボルタくんが赤穂を通過 [ 街ネタ ] 2018年10月12日百名山と百名城 ダブル踏破 加里屋の小賀紀明さん [ 街ネタ ] 2018年09月01日"日本一,,小さな灯ろう祭り [ 街ネタ ] 2018年08月18日恋人の聖地に「ハート石」いかが? [ 街ネタ ] 2018年04月21日珍鳥ヤツガシラ 赤穂海浜公園に飛来 [ 街ネタ ] 2018年03月29日
コメントを書く