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特殊詐欺被害防いだ行員2人に署長感謝状

 2025年12月28日 
 特殊詐欺から顧客を守った功績で、みなと銀行赤穂支店のお客様サービス課、福冨美由紀課長(59)と藤本理工さん(24)に赤穂警察署長から感謝状がこのほど贈られた。

特殊詐欺被害を未然に防いだ功績で署長感謝状を贈られた、みなと銀行赤穂支店の福冨美由紀課長と藤本理工さん


 同署などによると、2人は今年11月7日、「電話で投資を勧められた」として現金の振り込みを目的に来店した80代男性に応対。「絶対に儲かると言われた」などと話す男性の話から詐欺の可能性を疑い、送金を思い留まるよう粘り強く説得して被害を未然に防いだ。

 この日、男性は預金を引き出す手順について同支店に電話で事前相談。その電話を受けた藤本さんが振り込め詐欺防止の観点から上司の福冨課長に報告を上げた。実際に来店した男性から丁寧に経緯を聴き取り、不審な点が多かったことから本人の了承を得て警察に通報した。

 嘘の投資話を完全に信用していた男性への説得は1時間以上に及び、その間も男性の携帯電話には犯人側から送金を催促する電話とメールが何度も着信したという。福冨課長の上司と、駆けつけた警察官も加わり、ようやく説得に成功した。

 「支店一丸で被害防止に取り組んでくれたおかげ」と棟廣正幸署長。福冨課長は「どうにか被害を防ぎたいという一心でした」と振り返り、昨春入行した藤本さんは「研修で教わった『お客様としっかりコミュニケーションを取ること』を実践できた。これからもお客様に寄り添う銀行員でありたい」と胸を張った。
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