西郷輝彦さん逝去 内蔵助役でこだわった「黒足袋」
2022年02月23日
義士行列で勇姿を見せた西郷輝彦さん
報道によると、西郷さんは2011年に前立腺がんと診断されて手術。義士行列に出演したときは元気な姿で沿道の声援に応え、「赤穂のみなさんの前を内蔵助姿で歩ける。こんな幸せなことはありません」とインタビューに答えた。
西郷さんは義士祭当日の朝、内蔵助役の衣装に白足袋が用意されていることを知り、「討ち入りには目立たない黒足袋をはいたのでは」などと提案。急きょ用意された黒足袋に途中ではき替えたという。
「ほとんど気付いた方はないでしょうが、行列の前半は白足袋、休憩をはさんだ後半は黒足袋で歩かれました」と語るのは西郷さんの付き添い係を務めた市商工課の高見直樹課長。「衣装の細部にまでこだわるプロ意識を感じましたが、最も印象に残っているのは、にこにこしたスマイルです」と話し、冥福を祈った。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】西郷輝彦さん内蔵助で義士祭(インタビュー動画あり)
掲載紙面(PDF):
2022年2月26日号(2452号) 2面 (4,592,109byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
高校生世代以下の医療費完全無償化など 赤穂市2025年度当初予算案 「私は医療過誤被害者の親族です」 『脳外科医 竹田くん』作者が声明 [ 社会 ] 2025年02月06日
市総合計画の中間見直しへ審議会初会合 部活動の地域展開 2026年度中に完全移行へ 京アニ放火殺人事件控訴取り下げ「被告の思い知りたい」 《赤穂市議選2025》定数17に立候補準備18人 [ 社会 ] 2025年01月18日
阪神淡路大震災30年を前に防災教室 [ 社会 ] 2025年01月16日
ブリの切り身に寄生虫 学校給食で喫食中止 [ 社会 ] 2025年01月15日人生の節目祝う「二十歳のつどい」 JA兵庫西が詐欺被害から顧客守る 赤穂署管内で年間3度目 [ 社会 ] 2025年01月06日
《市民病院医療事故多発》院長命令に背き侵襲的検査12件 3件は文書通達後 日本初の坑道ラドン浴施設 開設への道のり映画化 [ 社会 ] 2025年01月01日
2年後の赤穂高100周年へ実行委発足 [ 社会 ] 2025年01月01日
《市民病院医療事故多発》医療ミスの脳外科医 業務上過失傷害罪で在宅起訴〜神戸地検姫路支部 《市民病院医療事故多発》「膿出し切る必要」現役医師が提言 [ 社会 ] 2024年12月21日
コメント
3
1
投稿:御冥福をお祈りします 2022年02月23日コメントを書く