河川の安全守るエンジンを分解整備
2011年05月03日
竣工後初めてのオーバーホールが行われている細野町の加里屋川排水機場
同排水機場は昭和51年の洪水災害を契機に整備が始まり、57年4月に完成した。毎秒4トンの排水能力を持つポンプ3機を備え、加里屋川の洪水を千種川に強制的に排出する。実際の操作は県から委託を受けた赤穂市が民間業者に発注して行っている。
過去にも排水管やケーブルなどの周辺設備については随時補修してきたが、動力機本体のオーバーホールは竣工後初めて。エンジンが据え付けられている建屋2階にポンプメーカーの従業員6人が入り、1機ずつ順番に整備している。
エンジンは部品を分解してさびを除去。ピストンリング、弁のパッキン、計器類などを新品に取り替えた。担当者によると、「排水するのは淡水なので、年数の割に傷みが少ない」という。
兵庫県は、県が管理するすべての排水機場について、長寿命化計画を来年度中に策定する方針。同土木事務所の河川砂防第1課は「故障やトラブルの芽を早めに摘み取るのがねらいで、コスト削減にもつながる。計画に基づき、ポンプ部分の分解整備もいずれ行いたい」と話している。
| <前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年5月14日(1943号) 3面 (9,664,848byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市民病院の患者数 経営改善取組後も減少傾向
[ 社会 ] 2025年12月06日 伯鳳会の市民病院構想 市長「一つの判断材料」
[ 社会 ] 2025年12月06日 播州赤穂〜長船 JR西が経営状況公表線区に追加 市民病院の指定管理料 国の繰出し基準ベースに調整へ【表の訂正あり】 下水道事業の官民連携 赤穂市が意向調査着手 智弁和歌山から意地の1点「きょうの負けを起爆剤に」 市民病院の経営形態移行 市民説明会まとめ〜全会場分
[ 社会 ] 2025年11月23日 市民病院の経営改革説明会 早くも「やり直し」求める声 赤穂市民病院の指定管理構想 事実上の2病院統合 外来・救急を集約 食品ロス削減と特産PR 赤高生が義士祭でおにぎり販売
[ 社会 ] 2025年11月15日 命の尊さ訴える犠牲者たちのパネル
[ 社会 ] 2025年11月12日 舞台『忠臣蔵』内蔵助役 上川隆也さんが赤穂で成功祈願
[ 社会 ] 2025年11月08日 令和7年秋の褒章 坂越の原清さんなど2人に
[ 社会 ] 2025年11月03日 市民病院 再来年春にも指定管理へ 委託先候補に伯鳳会
[ 社会 ] 2025年10月30日 管区超えて緊急配備 2県3警察署が合同訓練
[ 社会 ] 2025年10月29日












コメント
単位が間違ってないかな?
0
0
投稿:うん 2011年05月15日コメントを書く