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南方系のベニトンボ 赤穂でも確認

 2026年06月26日 
 東南アジアや九州南部と沖縄などの南西諸島に分布する南方系のベニトンボが赤穂市内で見つかり、トンボに詳しい加里屋の医師、三木宏志さん(69)が撮影に成功した。

 6月19日に加里屋川で草の葉先に止まっているオスの個体が目に留まり、カメラで撮影。画像を見た専門家もベニトンボで間違いないと確認した。

 三木さんは昨年7月にも加里屋川でベニトンボとみられるトンボを発見。そのときは良い写真が撮れず、今年は特に注意深く観察しながら川沿いを歩いていたという。

 ベニトンボは体長約3・5〜4センチで、オスはほぼ全身が赤くなるのが特徴。かつては日本では鹿児島県以南でしか生息していなかったが、2000年代以降は四国でも見られるようになり、近年になって生息域が北上し、兵庫県内でも見つかった事例が増えてきている。温暖化の影響とみられており、三木さんは「赤穂市内でベニトンボが撮影されたのは、おそらく初めてではないか」と話している。

 三木さんによると、加里屋川は赤穂市内で多種多様なトンボを観察できる絶好のポイントだったが、「ここ数年来の河川改修整備後は数が激減していると思う」といい、生態系への配慮が求められる。

加里屋川で確認されたベニトンボのオス=三木宏志さん撮影



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