弓道女子個人 県高校総体で赤穂から20年ぶり覇者
2025年07月05日
赤穂高校弓道部の和田怜和(れな)さん(17)=3年=が兵庫県高校総体の女子個人で初優勝。7月31日から鳥取県立武道館(米子市)で開催されるインターハイに出場する。

6月の県総体女子個人には各地区予選を通過した81人が出場。和田さんは一次・二次予選(計8射)を終えて6本的中で首位に並んだ。決勝(4射)では1本目を外したものの残り3本を的中。同点となったもう一人との競射を制して混戦に決着をつけ、同校から20年ぶり3人目となる女子個人覇者となった。
高校に入学して調理部に入るつもりだったが、部活見学で先輩部員の袴姿の格好よさに憧れて弓道部に入部した。初めて出場した公式戦は12射して1本も的に当たらなかった。地道に射形の改良に取り組んだものの、一度も大会で入賞できないまま最終学年に。村上真順顧問(43)から「このまま引退するのか」と発破をかけられ、「できない」とあきらめるのではなく、「できる」と気持ちを切り替えた。
村上顧問は今回の勝因を「気力が充実していた」と評した。入部当時は、「人前で話すと声が震えるくらい気弱だった」という和田さん。部活動で仲間と切磋琢磨する中で気持ちの強さを出せるようになったといい、「弓道をやってよかった。インターハイでは自分の納得できる射を」と抱負を語った。
掲載紙面(PDF):
2025年7月5日号(2604号) 2面 (5,697,375byte)
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県総体を制し、インターハイ出場を決めた和田怜和さん
6月の県総体女子個人には各地区予選を通過した81人が出場。和田さんは一次・二次予選(計8射)を終えて6本的中で首位に並んだ。決勝(4射)では1本目を外したものの残り3本を的中。同点となったもう一人との競射を制して混戦に決着をつけ、同校から20年ぶり3人目となる女子個人覇者となった。
高校に入学して調理部に入るつもりだったが、部活見学で先輩部員の袴姿の格好よさに憧れて弓道部に入部した。初めて出場した公式戦は12射して1本も的に当たらなかった。地道に射形の改良に取り組んだものの、一度も大会で入賞できないまま最終学年に。村上真順顧問(43)から「このまま引退するのか」と発破をかけられ、「できない」とあきらめるのではなく、「できる」と気持ちを切り替えた。
村上顧問は今回の勝因を「気力が充実していた」と評した。入部当時は、「人前で話すと声が震えるくらい気弱だった」という和田さん。部活動で仲間と切磋琢磨する中で気持ちの強さを出せるようになったといい、「弓道をやってよかった。インターハイでは自分の納得できる射を」と抱負を語った。

赤穂高校から20年ぶり3人目の女子個人優勝を果たした和田怜和さん
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