忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. スポーツ
  3. 記事詳細

期待のボートレーサーが赤穂でトレーニング

 2025年06月01日 
 将来有望な若手ボートレーサーが競技力向上を図ろうと、加里屋のトレーニングジム「プログレスビジョンモンキー」(村山健太代表)に来訪。視覚機能を高める「ビジョントレーニング」を体験した。

村山健太さん(左)の指導で「ビジョントレーニング」に取り組むボートレーサーの西丸侑太朗選手


 来穂したのは、デビュー3年目の西丸侑太朗選手=香川支部・130期。今年1月に念願の初優勝を飾り、さらなる飛躍が期待されている21歳の若武者だ。かつてボートレーサーになることを目指した村山さん(27)とはボートレーサー養成所で同部屋だった仲間同士で、それから5年経った今も交流がある。

 村山さんは大学まで柔道選手として活躍したアスリートで、2022年にJR播州赤穂駅近くでジムをオープン。視覚能力を高めることで集中力や判断力、情報処理能力などをアップさせるトレーニング方法を指導している。最高時速80キロで疾走する艇を一瞬の判断で操縦するボートレースにもきっと役立つはずと、西丸選手に体験を提案した。

 幅10センチほどの板の上でバランスを取りながら、天井からぶら下がって揺れているボールの表面の文字を読むトレーニングや、不安定な台座に立ったままランダムに光るランプを目で追うエクササイズなどを体験。村山さんによると、視覚機能とともに体幹も鍛えるねらいがあるという。

 「どのトレーニングもレースに必要な能力に直結していると感じました。これからも続けて取り組みたい」と西丸選手。ビジョントレーニングを始めてから出場した3月のレースで2度目の優勝を飾るなど戦績は上向きで、村山さんは「将来はSGやグランプリも狙える逸材。上を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。

 ビジョントレーニングは、注意欠陥多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)など発達に課題のある子どものトレーニングとして欧米で80年以上の歴史があり、近年はアスリートの能力開発にも効果があるとして注目されている。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2025年5月31日号(2599号) 4面 (6,556,823byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。
今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • 中高生アンケート「赤穂市に住みたい」52%←わけわからん(07/10)
  • 中高生アンケート「赤穂市に住みたい」52%←赤穂民報(07/10)
  • 中高生アンケート「赤穂市に住みたい」52%←わけわからん(07/10)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警