「食パン1枚分」削減目標 ごみ処理基本計画案
2022年02月19日
中間処理施設の老朽化が進む赤穂市美化センター
市の推計では、これまでの市の施策や市民・事業者の取組を続けたとしても人口減少に伴い、目標年度の市全体の年間ごみ排出量は基準となる2019年度の1万6633トンから約13%少ない1万4445トンに減少する見通し。しかし、家庭系ごみ(資源ごみを除く)に限れば1人1日当たり608グラムから629グラムに増加する見込みという。
計画案では、目標年度の1人1日当たり家庭系ごみ排出量を19年度比で約15%減となる「515グラム」に設定。1日1人当たり「4〜5枚切りの食パン1枚分」の削減を呼び掛けている。▽事業系ごみ約24%削減(市民1人1日当たり新聞紙4枚分)▽資源化率20%以上(大きめのレジ袋2枚分)も目標に掲げている。
基本方針には、製品プラスチック資源化への流れを踏まえた分別区分見直しの検討、家庭から排出される牡蠣殻の資源化検討なども記載。老朽化が進行している中間処理施設については「施設の更新も見据えて、兵庫県が推進している広域的な処理や施設の集約化についても考慮していく」としている。
計画案は市ホームページで公開しているほか美化センター、各地区公民館で閲覧できる。パブリックコメントは3月11日(金)まで受付中。問い合わせは美化センターTel42・3841。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2022年2月19日号(2451号) 4面 (11,644,086byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 政治 ]
新議員に聞く 抱負と目標〜松崎昭彦議員 新議員に聞く 抱負と目標〜山谷真慶議員 新議員に聞く 抱負と目標〜木下秀臣議員 公共施設使用料改定へ 17年ぶり審議会 新議長に西川浩司氏 副議長は榊悠太氏 [ 政治 ] 2025年04月18日
山口壮衆院議員 対日投資拡大目指し議連会長に就任 [ 政治 ] 2025年04月16日赤穂市議会 会派構成決定 赤諒会が5人で最多 [ 政治 ] 2025年04月15日
《赤穂市議選2025》新議員に当選証書「身の引き締まる思い」 兵庫県内唯一「育休退園ルール」廃止へ 4月から3歳児未満も継続利用可 市民病院経営形態「あらゆる選択肢検討」2027年度待たず見直しも [ 政治 ] 2025年02月27日
施政方針など質す代表質問 26日と27日 [ 政治 ] 2025年02月21日
市民病院の経営形態検討「今春人事で体制構築」 [ 政治 ] 2025年02月15日
高校生世代以下の医療費完全無償化など 赤穂市2025年度当初予算案 市民病院の借金返済に一般会計から5億円追加 [ 政治 ] 2025年02月07日
山口壮衆院議員 麻生派に入会 [ 政治 ] 2025年02月05日
コメント
これは昨年、頓挫しましたよね。
上郡町、佐用町などとの広域化には始めから参加して無いですが…
ゴミ処理や、消防など、広域化してランニングコストを下げる事を願います。
何時までも赤穂市単独で出来る財政規模や、人口ではなくなってます。
5
2
投稿:広域化 2022年02月20日コメントを書く