行き倒れの高齢者救護 3人に感謝状
2017年01月11日
倒れていた高齢者を救護して感謝状を贈られた=右から=山崎さん、福山さん、奥道さん
感謝状を贈られたのは、いずれも住友大阪セメント赤穂工場社員の山崎圭介さん(30)=加里屋=、奥道大祐さん(41)=同=、福山諭さん(36)=細野町=。
3人は昨年12月25日午後10時ごろ、折方の同工場近くの市道脇で草むらに倒れていた市内の70代男性を救護。男性は指にかすり傷を負った程度で大きなけがはなく、搬送先の病院で家族に引き取られた。
同署によると、男性はこの日、中広の市民病院で受診。午後5時ごろに病院を出た後、行方不明となり、家族から捜索願いを受けた警察が20人体制で捜索していた。
現場の道路は工場関係車両以外の通行はめったになく、男性の姿を見たトラック運転手が同社に通報。夜勤で勤務中だった山崎さんが懐中電灯を持って様子を見に行き、草むらの中に仰向けで倒れている男性を見つけた。山崎さんからの無線連絡で同僚の奥道さんと福山さんも駆け付け、警察と救急が到着するまで男性を介護した。男性は片方の靴をはいていない状態で、「道に迷ってわからなくなった」と話していたという。
当時の気温は摂氏4度。同署は「もし、救護されなければ、命に関わっていた可能性がある」と話す。3人は「人助けできてよかった」とほっとした表情で感謝状を受け取った。
| <前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年1月14日(2215号) 3面 (13,262,155byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
市民病院の患者数 経営改善取組後も減少傾向
[ 社会 ] 2025年12月06日 伯鳳会の市民病院構想 市長「一つの判断材料」
[ 社会 ] 2025年12月06日 播州赤穂〜長船 JR西が経営状況公表線区に追加 市民病院の指定管理料 国の繰出し基準ベースに調整へ【表の訂正あり】 下水道事業の官民連携 赤穂市が意向調査着手 智弁和歌山から意地の1点「きょうの負けを起爆剤に」 市民病院の経営形態移行 市民説明会まとめ〜全会場分
[ 社会 ] 2025年11月23日 市民病院の経営改革説明会 早くも「やり直し」求める声 赤穂市民病院の指定管理構想 事実上の2病院統合 外来・救急を集約 食品ロス削減と特産PR 赤高生が義士祭でおにぎり販売
[ 社会 ] 2025年11月15日 命の尊さ訴える犠牲者たちのパネル
[ 社会 ] 2025年11月12日 舞台『忠臣蔵』内蔵助役 上川隆也さんが赤穂で成功祈願
[ 社会 ] 2025年11月08日 令和7年秋の褒章 坂越の原清さんなど2人に
[ 社会 ] 2025年11月03日 市民病院 再来年春にも指定管理へ 委託先候補に伯鳳会
[ 社会 ] 2025年10月30日 管区超えて緊急配備 2県3警察署が合同訓練
[ 社会 ] 2025年10月29日













コメント
0
0
投稿:それは 2017年01月15日赤穂ってだけでご近所さんなんだからわざわざ書く必要ないと思います。
0
0
投稿:赤穂 2017年01月15日『善行された方』についてはよろしいのでは?。
ご近所さんも『うちの近所には、こんな良い人がいる!。』って誇らしく思うのではないでしょうか。
0
0
投稿:通りがかり 2017年01月14日
0
0
投稿:ありんこ 2017年01月13日
0
0
投稿:赤穂 2017年01月11日コメントを書く