赤穂小金管バンド 念願の金賞
2016年01月27日
兵庫県アンサンブルコンテストで念願の金賞に輝いたみなさん
同クラブは「努力して目標を達成する感動を味わってほしい」(長安健太顧問)との思いで2学年前からコンクールへの出場をスタート。昨年度の県吹奏楽コンクール、今年度の関西小学校バンドフェスティバルはいずれも銀賞で金賞にあと一歩届かなかった。「卒業までに金賞を獲りたい」という6年生を中心に有志12人が金管4重奏と管打8重奏の2組を編成し、県アンサンブルコンテストへ初挑戦した。
「聴いてくれる人にその曲で何を伝えたいか」ということをメンバー同士で話し合いながら10月から練習してきたというメンバーたち。「強弱の表情を大切にされている」「曲想感の豊かな好演」といった審査員講評に表れたように努力の成果を発揮して念願だった金賞を射止めた。
金管4重奏(益田紫菜、松村可音、福岡あかね、野山月菜)の松村さん(11)=6年=は「気持ちを合わせることができ、練習よりもきれいな響きを出せた」とうれしそうに話し、5人の審査員全員からA評価を受けた管打8重奏(田淵花菜、上垣美結、大崎和葉、是兼萌夏、武本みさき、前家茉奈、延近悠希、若狭弘実)の田淵さん(12)=同=は「目標だった金賞で達成感があります」と喜んだ。
顧問の長安健太教諭(37)は「今回の結果はクラブ全体の自信につながる。後輩たちにとっても『私たちも!』という目標になるのでは」と話している。
同クラブは2月28日(日)、中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールで初の単独コンサートを開催。金賞の2組も受賞曲を披露する。午後1時半開演予定。入場無料。
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掲載紙面(PDF):
2016年1月30日(2171号) 4面 (12,032,320byte)
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投稿:OB 2016年01月27日コメントを書く