授業中の熱中症を予防しようと、赤穂市内中学校の教室で扇風機の取り付け工事が進められている。
　工事は赤穂中を皮切りに今月３日から始まった。すべての普通教室と音楽室、技術室など使用頻度の高い特別教室の計６５部屋を対象。月末までに全５校で設置完了の予定だ。
　台数は面積や構造に応じて１部屋につき２〜４台。「室温２８度以上」を目安に運転する。スイッチを入れると心地よい風が教室内を吹き渡るといい、学校関係者は「教室の温度は下がって、生徒の集中力は上がってくれれば」と期待している。

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掲載紙面（PDF）：
2011年6月11日(1947号) 1面 (7,736,668byte)
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