石畳の町並みに婚礼道中
2015年03月30日
昔ながらの婚礼行事を再現した「坂越の嫁入り」
地元の人によると、坂越地区では昭和30年頃まで、夕暮れ時に提灯を持った仲人の先導で新婦が輿入れする慣わしだったという。行事は「昔懐かしい光景を現代に再現しよう」と、市民有志の実行委員会が昨年に続いて企画した。
紋付き袴の新郎と雅やかな打ち掛け姿の新婦は神社で厳かに挙式。衣装を着けた楽人6人が笙や龍笛で雅楽を演奏する中、石畳の町並みをゆっくりと進んだ。会所前では親族や見物客など約100人が見守る中で「三三九度」。稚児が「おさかなここに」の掛け声で神酒を注ぎ、二人が交互に口をつけた。
新郎新婦役を務めたのは昨年11月に入籍した姫路市の会社員、若林秀樹さん(26)・あずささん(24)夫妻。真殿出身のあずささん(旧姓・門田)は「改めてふるさとへの愛着が湧きました」と微笑んでいた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年4月4日(2130号) 3面 (11,251,445byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
中浜町で今年もカボチャのハロウィン飾り [ 街ネタ ] 2024年10月19日夜空に長い尾「紫金山・アトラス彗星」坂越の前田邦稔さん撮影 [ 街ネタ ] 2024年10月15日黒崎町の市道路肩にスイカ [ 街ネタ ] 2024年10月15日この季節に珍しい桜の花咲く [ 街ネタ ] 2024年10月02日生活の中にある美術 89歳男性がアートギャラリー 城南緑地のコクチョウ死ぬ [ 街ネタ ] 2024年05月17日一本のハナミズキに赤と白の花 [ 街ネタ ] 2024年04月27日「見た目にだまされないで」創作パンで詐欺防止PR [ 街ネタ ] 2024年03月09日路傍の掲示板に善意の書 続けて30年 男性の思い 城南緑地の飼育施設 ウサギの数ついにゼロ [ 街ネタ ] 2023年12月17日電動カートの下敷きになった半身麻痺の女性助けた「地獄に仏」 [ 街ネタ ] 2023年12月13日赤穂駅南ロータリーにイルミ設置 義士祭前夜と当夜に点灯 [ 街ネタ ] 2023年12月08日高齢者クラブが野菜栽培 交流と生きがいに [ 街ネタ ] 2023年10月28日重さ約200キロの「カボチャのお化け」 [ 街ネタ ] 2023年10月21日庭のタンポポ摘んだの誰!? 意外な「犯人」とは [ 街ネタ ] 2023年10月20日
コメントを書く