向山を心癒やす場に 山頂に記念植樹
2025年08月25日
里山をより親しまれる場所にしようと、尾崎の向山(むかいやま、196・9メートル)で19日、地元の登山愛好者らでつくる「向山愛好会」が赤穂高校の生徒有志と植樹活動を行った。
同グループは昨年から「向山クリーンアップ大作戦」と題して登山道沿いに不法投棄された廃棄物を撤去するなど美化活動に取り組んでいる。それを知った生徒会が「活動に役立てて」と、昨年の文化祭で得た収益6万5044円を同グループに寄付。活動のシンボルとして早春に黄色の花を咲かせるミモザの若木1本を山頂に植樹した。
植樹後、参加した約20人を前に同グループ共同代表の今井啓二さん(72)=元塩町=は「ミモザの花言葉は『友情』『感謝』『思いやり』。人の心を癒やす場になれば」とあいさつ。昨年度生徒会長の矢野一真会長(17)は「木とともに山もどんどんきれいになっていってほしい」と希望した。
山頂からは瀬戸内海や市街を眺望でき、同校の校舎も見える。初めて登ったという同校3年の亀井優凪(ゆうな)さん(18)=六百目町=は「こんなに素敵な場所があると知りませんでした。卒業後も訪れたい」と話した。
同会は寄付金を活用して12月ごろに再び不法投棄物の撤去と処分を計画しており、主旨に賛同する人からの寄付を募っている。問い合わせは同会共同代表の松本あゆみさん(Tel070・4485・6934)まで。
同グループは昨年から「向山クリーンアップ大作戦」と題して登山道沿いに不法投棄された廃棄物を撤去するなど美化活動に取り組んでいる。それを知った生徒会が「活動に役立てて」と、昨年の文化祭で得た収益6万5044円を同グループに寄付。活動のシンボルとして早春に黄色の花を咲かせるミモザの若木1本を山頂に植樹した。
植樹後、参加した約20人を前に同グループ共同代表の今井啓二さん(72)=元塩町=は「ミモザの花言葉は『友情』『感謝』『思いやり』。人の心を癒やす場になれば」とあいさつ。昨年度生徒会長の矢野一真会長(17)は「木とともに山もどんどんきれいになっていってほしい」と希望した。
山頂からは瀬戸内海や市街を眺望でき、同校の校舎も見える。初めて登ったという同校3年の亀井優凪(ゆうな)さん(18)=六百目町=は「こんなに素敵な場所があると知りませんでした。卒業後も訪れたい」と話した。
同会は寄付金を活用して12月ごろに再び不法投棄物の撤去と処分を計画しており、主旨に賛同する人からの寄付を募っている。問い合わせは同会共同代表の松本あゆみさん(Tel070・4485・6934)まで。

「向山クリーンアップ大作戦」の一環で山頂に植樹した「向山愛好会」と赤穂高校のみなさん
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コメント
外来種の問題については水族館の企画展などでも時々取り上げられるのだが、外来種全てが悪役というわけではない一方で、種によっては各地で大きな厄介者になっている(植物ではオオキンケイギク、ナガエツルノゲイトウ等)。フサアカシアも侵略的外来種と見做されることもあるようだ。国内の在来種であっても、本来生息していない地域に導入されれば国内外来種となり、その地の生態系を乱す恐れがあるという(北海道におけるトノサマガエル等)。
植樹というととかく美談にされがちだが、巷間思われているよりずっと慎重な樹種の検討などが必要な行為であると考える。
植物の多くは菌類と共生しているそうで、そういった目に付きにくい点も含め、外来種の移入によってその地の在来の動植物に悪影響が無いか、長期的に配慮する必要があるだろう。外来種問題で大変なことの一つは、元の環境に戻すのが難しいことだ。
次代を担う学生諸君には、自分たちが集めた浄財が使われたことからも、もっと広い視野で考えてみてほしい。
見た目が華やかな木を選択するといったような人間の都合しか考えてこなかったことの結果が外来種問題であり、ひいては気候変動である。
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投稿:地球市民 2025年08月26日コメントを書く