忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. 絵本で世界を旅しよう
  3. 記事詳細

解放への願い

 2009年01月17日 
「彼の手は語りつぐ」○作/パトリシア・ポラッコ○訳/千葉茂樹○あすなろ書房
 アメリカ南北戦争のなかで、黒人の人々が奴隷の解放に生命を投げ出して闘った様子が一冊の絵本になりました。
 この物語は、創作ではなく実話です。
 黒人兵士親子が傷ついた白人兵士を助けるためにいろいろ手を尽くします。しかし、悲しいかな、黒人兵士は南軍によって殺されてしまいます。
 この絵本の素晴らしさは、黒人兵士親子の働きもさることながら、この話が戦後130年間、白人兵士の家族によって語り継がれてきたことです。
 悲惨な戦争の物語ですが、その悲しみを超えた人間の偉大さを私たちに伝えてくれる物語です。
 この絵本に出会ったことで、私はアメリカ合衆国について多くの示唆を得ました。
***
「彼の手は語りつぐ」
○作/パトリシア・ポラッコ ○訳/千葉茂樹 ○あすなろ書房
   * * *
 ▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2009年1月17日(1832号) 4面 (8,327,702byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • ゆず、Aimerなどに楽曲 釣俊輔さん←鶏肉のレモン漬け(11/01)
  • 2024年10月26日号(2573号)←赤穂民報(10/29)
  • 丸山サンビーチ駐車場 1時間まで無料に 繁忙期は値上げも←赤穂民報(10/29)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警