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ゆず、Aimerなどに楽曲 釣俊輔さん

 2020年04月04日 
ゆず、Aimerなど数多くのアーティストに楽曲を提供している釣俊輔さん=事務所提供
 赤穂出身のサウンドプロデューサー、釣俊輔さんが、ゆずの新アルバム『YUZUTOWN』(3月4日リリース)で「花咲ク街」など3曲のサウンドプロデュースと編曲を担当。仕事へのこだわりや赤穂での思い出などについて話を聞いた。
 * * *
――音楽に興味を持ったきっかけは。
 「赤小の低学年のときに義士祭でブラスバンドのパレードを見て、『あれやりたい』って言ったらしいんです。4年生になったら金管マーチングバンドクラブに入れるということですぐ入りました。赤中、赤高でも吹奏楽部で、ずっとチューバでした。本当は花形のトランペットかトロンボーンをやりたかったんですけどね(笑)」
――赤穂での思い出を教えてください。
 「高3の夏に吹奏楽部のメンバーとバンドを組んで、市民の夕べのステージに出たこととか、路上ライブが当時流行っていたので2つ上の先輩と赤穂駅のロータリーで毎週歌ってましたね。お客さんはほとんど部活のメンバーでしたけど(笑)。そんな高校生活を経て『俺、東京で音楽やるわ』となったわけです」
――どんなお仕事をされていますか。
 作曲、編曲、サウンドプロデュースをしています。「サウンドプロデューサー」は、その楽曲の制作における音楽面での責任者です。任された楽曲の方向や、どんなアレンジにするかなどのアイデアを提案したり、ビジョンを決める重要な役割です。「編曲(アレンジ)」はそのビジョンに基づいて実際に楽曲の伴奏(オケ)を作る作業です。サウンドプロデューサー自ら編曲することが主ですが(レコーディングにおける楽器演奏なども)、編曲者は楽曲に合わせて別で起用したりすることもあります。その際に誰を起用するか決めるのもプロデュースの仕事の一つです。
――サウンドプロデューサーになった経緯を教えてください。
 「シンガーソングライターになろうと、高校を出て東京の音楽の専門学校に入りました。最初の1〜2年はライブハウスに出たりと自分の活動をしていました。しばらくして、一学年下の後輩でガンガン曲作るけど伴奏が作れないっていうボーカリストと出会って、僕は当時からパソコンで音楽作るのが得意だったんで、じゃ一緒に組もうかと。『この曲をこんな風にしてほしい』みたいなリクエストに応えるのを2〜3年くらいやってましたね。気がついたら、こっちの方が向いてるんかなと」
――そのままプロに?
 「いえいえ。そのうちその後輩がメジャーデビューして、僕の入る余地はなくなった。やることがなくなって、レコード会社とかが楽曲を募集するコンペに出すようになりました。コンペって、数はたくさんあるんですけど、大きなコンペは事務所に入ってなければ情報すら回ってこない。なので、まずは作家事務所に入ろうと。ただ、作家はほとんどがアーティスト出身で、人脈で事務所に入っていくんですけど、僕はデビュー経験がないからまったくコネクションがない。自分で作曲編曲したデモテープを何社かに送って、今在籍している事務所(アゲハスプリングス)に入ることができました」
――最初の仕事は?
 「事務所に入ってすぐくらいに青山テルマの楽曲コンペに曲が決まったんです。同じ時期に関ジャニ∞の編曲の仕事ももらえて。自分でも『おっ、ええ感じやん!』ていう感触だったですけど、そんなに甘くはなかったです。そこからなかなか決まりませんでした」
――何が転機に?
 「2013年に、でんぱ組.incというアイドルグループの『でんでんぱっしょん』という楽曲を編曲したんです。その曲が話題になって、そこからいろんなアーティストやバンド、アイドルの仕事が来るようになりました。それから3年ほどたって、ゆずのベスト盤に入る楽曲の仕事が回ってきて。セカイノオワリとのコラボ曲(『悲しみの傘 ゆず × SEKAI NO OWARI』「ゆずイロハ 1997ー2017」収録)で、自分の持ち味に加えて実験的な編曲をやってみた。それが好評だったようで、ゆずはそこからリピートしてもらえるようになりました」
――ほかにも手掛けたアーティストを教えてください。
 「Aimer、YUKI、スガシカオ、flumpoolなど、いろいろやらせていただいてます。それ以外はTVCMの音楽なども。最近のゆず以外のworksだと、Aimerのニューシングル『春はゆく/marie』(3月25日発売)収録の4曲目「花の唄 end of spring ver.」という楽曲の編曲も担当しています」
――どんなときに仕事のやりがいを感じますか。
 「やりがいですか。仕事をもらったときからずっと感じているかもですかね。『よし、この曲をかっこよくしたるぞ』っていう気持ちがあるので。作り上げていく過程の全部がやりがいだと思いますねし、それが世に出る瞬間も感じていると思います」
――産みの苦しみはありませんか。
 「基本的には苦しいものですね(笑)。自分の中で理想のイメージがあるけれど、それがなかなかうまく形にできないとき。そういうときは、ちょっと玄関を出て曲を忘れます。リフレッシュした耳で聴き直すと、違うフレーズが生まれたりするんで」
――これからどんな仕事がしたいですか。
 「最近話題になってるこの曲、誰がやってんねんやろ、って注目されるような作品や、提供したアーティストの大事な曲になって皆に長く愛されるような作品を産んでいきたいですね。そのためには、常に新しいものを吸収していかに自分の中にまだなかったものを生み出していくか。常に自分の『最高』を更新していきたいと思ってます」
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関連サイト:
ゆず「花咲ク街」Music Video(FULL ver.)
Aimer「花の唄 end of spring ver.」(3分40秒から)


掲載紙面(PDF):
2020年4月4日号(2366号) 4面 (7,259,384byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメント

ゆずのファンです。赤穂のご出身の方が関係していたとは!またいい曲作ってください!

そう思う 0

投稿:ゆず好き 2020年04月05日

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