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コラム【人とまちと猫の調和を目指して】(6)傷ついた地域猫

 2023年05月13日 
 思い起こせば二年前の春、ただの猫飼いだった我が家に、立て続けに野良猫相談が舞い込みました。

路上で懸命に子育てをする野良猫家族


 我が家で保護をするにも限界があるため、野良猫に関する国の方針、兵庫県の方針、他の自治体の取り組みなどを調べた結果、赤穂市でも野良猫問題を減らす対策を講じてもらえたら……という結論にいたりました。

 そして、その対策の一つとして去年の4月より、「飼い主のいない猫不妊・去勢手術費助成制度」が赤穂市でも始まり、一定の条件を満たす飼い主のいない猫に対して、不妊去勢手術ができるようになりました。

 赤穂市の助成制度を利用するしないに関係なく、不妊去勢手術を施し、地域住民や善意の人たちが餌や糞を管理している猫を「地域猫」とよびます。

 先日、そんな地域猫の中でも、その界隈ではひときわ人気を集めているオス猫が、傷ついた姿で餌やりさんの前にあらわれました。餌やりさんがすぐさま動物病院に運び、傷口の縫合など治療を受けることができたため、幸いにも大事にはいたりませんでした。

 どうして怪我をしたのかはわかりません。偶発的な事故か、たぬきなどの害獣に傷つけられたのか、考えたくはないですが人間に傷つけられたのか…。動物へのいじめや虐待は犯罪ですし、そんな物騒なことは起こって欲しくないです。

 このオス猫に限らず、お外の猫の暮らしは過酷で、いつも危険や飢えと隣り合わせです。本来は野良猫もみな飼い猫になれるのが理想ですが、現実はそれが難しいためにやむをえず「地域猫」として生きているのです。

片目になってもお外で生きる野良猫


 「1匹でも多くの野良猫が飼い猫になれること」「過酷な環境で暮らす野良猫を不妊去勢手術によって徐々に数を減らしていくこと」、そうすることでいずれは「地域猫」とよばれる猫もいなくなり、野良猫問題もなくなると言われています。

 どうか、過酷なお外の環境で暮らす地域の猫を、これからも優しい目で見守ってあげてください。野良猫に優しいまちは、きっと人にも優しいまちだから…。
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掲載紙面(PDF):
2023年5月13日号(2506号) 3面 (8,504,697byte)
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