赤穂署は８月１５日、債権回収会社職員をかたる特殊詐欺で赤穂市内の７０歳女性が現金１０万円をだまし取られる被害が発生したと発表した。


　同署によると、同日、被害女性の携帯電話に利用料金の確認を名目に連絡を求めるメッセージが届き、表示された番号に女性が電話したところ、債権回収会社の職員を名乗る男が「サイト料金が未払いになっている。９５％は返金できる国の救済制度の対象なので、代金を支払えば明日には現金書留で返金する」などと嘘を言ってきたという。

　女性は同日、犯人に指示されるまま、市内金融機関のＡＴＭ機から現金１０万円を振り込んだ。

　警察は「ショートメールなどで身に覚えのないサイトの利用料が未納になっているなど言って現金を振り込むように指示するのは、絶対に詐欺なので警察に相談を」と呼び掛けている。

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掲載紙面（PDF）：
2022年8月27日号(2474号) 1面 (6,501,674byte)
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