生き物いっぱい、海のゆりかご
2012年06月18日
アマモ場周辺で採取された生き物を観察する御崎小3年生
海の生態系をテーマに環境学習に取り組んでいる御崎小の3年生児童約65人も協力。採取した生き物の仕分け作業を手伝った。
調査は、同校の環境学習をサポートしている「海っ子倶楽部」(三島正嗣代表)と西宮市に本部がある「アマモ種子バンク」(西宮市)が実施した。V字型のトンネル状に加工したネットを沖合い約200メートルに設置。両端につないだロープをスタッフ約10人が浜辺から引っ張り、児童らは「ヨイショ、ヨイショ」と応援した。
子どもたちが手分けして生き物を水槽に集めると、ハゼやメバルなどの小魚がいっぱい。イカの仲間では世界最小種のヒメイカ、細長い体が特徴のヨウジウオなど約50種類に上った。生後約1週間とみられる体長30センチほどのアカエイも水揚げされ、“海のゆりかご”と呼ばれるアマモ場周辺の多様な生態を観察できた。
「こんなにたくさんの生き物がいると思ってなかった」と話す関理咲子さん(8)は「本物のエイを見たのは初めて。ヒラヒラ泳いでかわいい」と水槽に顔を近づけていた。
<前の記事 |
「ヘルメットなし」で自転車事故 致死率は倍以上 [ 子供 ] 2023年05月25日「高雄の宝」希少植物ハマウツボを観察 赤穂民報主催・第39回習字紙上展の出品規定 障がいのある園児に虐待か 県が改善指導 施設側は否定 絵マップコン 昨年で終了 20年で1327作品 第44回赤穂市少女バレー新人戦 「やりたいことを出来る範囲で」子どもの居場所づくり 海浜公園に恐竜!? 新アトラクション開設 我が子背負って日課の登山 通学利用のJR減便 代替バス運賃を実費補助 使用済み紙おむつ 4月から保育所で処分 新小1生にポーチ寄贈 赤穂緞通テーマの絵本 小・中学校に寄贈 アートマイル国際協働学習で文科大臣賞 復元塩田で塩づくり作業を体験
コメントを書く