2025年05月20日
赤穂市民病院での医療過誤をめぐる民事訴訟で、神戸地裁姫路支部が執刀医と赤穂市に対して賠償を命じた判決を受け、牟礼正稔市長は20日、「判決に従う」として控訴しない意向を明らかにした。
牟礼氏は同日の定例会見で記者からの「判決内容、賠償額とも妥当だという認識か」との質問に、「何が妥当かは判断しかねるが、裁判所の判断に従う」と述べ、「よほど赤穂市にとって不都合なことがない限り、判決に従うということで臨んできた」と語った。

赤穂市と執刀医に賠償を命じた赤穂市民病院医療過誤訴訟の判決を受け入れ、控訴しない意向を明らかにした牟礼正稔・赤穂市長
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コメント
≫赤穂市の支払う賠償金って市民の税金の中から捻出するのですか?
赤穂市民病院医療課によると、全国自治体病院協議会の「病院賠償責任保険」に加入しており、一つの医療事故につき1億円(年間上限3億円)まで保険適用できるとのことです。
したがって、仮に今回の判決が確定した場合、赤穂市と執刀医との間でどのような分担になるかはわかりませんが、赤穂市の分担が1億円以内であれば、保険で支払われるものと思われます。
なお、和解による賠償ではなく、判決による賠償のため、保険の限度額以内であれば議会の議決を要しないとのことです。
投稿:赤穂民報 2025年05月23日
賠償金を赤穂市と脳外科医で支払うと判決にありましたが、赤穂市の支払う賠償金って市民の税金の中から捻出するのですか?
投稿:賠償金 2025年05月23日
会見する市長の言動が何時も他人事に聞こえるのは私だけでしょうか?
投稿:毎回の事ですが・・・ 2025年05月21日
酷い医療事件で被害者側が報われる結果となったのは良かったとして、病院の医療安全意識や管理体制の低さが露呈した事件でもあるので、そこの改善がなされなければ市民の信頼回復は出来ないのではと感じています。
市も真摯に受け止めると言ったからには、具体的な取り組みを少なくとも地域の市民には示すべきですし、実際に実施する病院もオープンな運営にならないといけないように思います。
投稿:某患者 2025年05月20日
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