赤穂民報

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市民病院 経営改善検証委のメンバー決定

2022年05月15日

 赤穂市民病院(高原秀典院長)は経営改善の進捗状況を定期的に検証する外部有識者委員会のメンバーを決定した。5月19日(木)に初会合を開く。


外部有識者委員会を立ち上げ、経営改善に取り組む赤穂市民病院

外部有識者委員会を立ち上げ、経営改善に取り組む赤穂市民病院


 「赤穂市民病院経営改善検証委員会」の名称で、過去に経営形態の移行や統合を経験した公立病院の関係者と公認会計士、大学教授、赤穂市民病院事務局長の5人で構成。おおむね半年ごとの開催を予定し、経営改善の目標値、検証方法のほか、経営形態の移行についても検討する。会議は非公開で、議事録は委員会から報告を受けた後に公表する。

 同病院の経営改善をめぐっては、昨年度開催した経営検討委員会が「現行の経営形態を維持することが『適当』」と結論しつつ、「不測の時には速やかに経営形態の変更ができる『仕組み』をあらかじめ構築しておくことが重要」と提言。同病院は、年度単位で設定する経営改善の目標値を2年連続で達成できなければ、経営形態の見直しを「即座に外部有識者委員会に諮問する」との考えを明らかにしている。

 赤穂市民病院経営改善検証委員会のメンバーは次のとおり。敬称略。

 ▽奥谷恭子(有限責任監査法人トーマツ パートナー)
 ▽作田哲也(川西市健康医療部長)
 ▽谷田一久(東京都立大学客員教授)
 ▽増田嘉文(加古川市民病院機構経営管理本部長兼加古川中央市民病院事務局長)
 ▽喜多晃(赤穂市民病院事務局長)


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2022年5月21日号(2462号)1面 (8,115,688byte)


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コメント

子育て世代としては、産科が無くなったことが市民病院との距離ができた一番のきっかけです。産科があるということは、産後の小児科の先生にもお世話になるし、その後もいざとなればこの病院で、というマインドに繋がっていく。
文字通り、ゆりかごから墓場までを市民病院がケアするという気概がなければ、目先の利益だけを追求しても市民もついてこないと思います。

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投稿:一市民 2022年05月23日


民営化するならしてしまう、しないなら赤字でもなんでも続けていく、と決めた方が市民や職員のためにもなるのではないでしょうか。いつも通りだらだらこのまま進めるような気がします。この状況の病院に、就職しようと思う来年度の新卒医療従事者も少ないでしょうし。

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投稿:taka 2022年05月21日


>>> の目標値を2年連続で達成できなければ、経営形態の見直しを「即座に外部有識者委員会に諮問する」

「移行する」ではなく「諮問する」としたことから、経営形態を変える意思はないのだろう。また、仮に意思があるもしても、外部有識者委員会の構成でどうにでもできる。

つまり、ただのまやかし。何も変える気がない。そうだったらそうとはっきり言ってくれた方がいさぎよいのに。それより、お金を使うとこは病院ではなく、子ども分野につぎ込まないと赤穂は泥舟。

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投稿:意味があるようでない。 2022年05月16日


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