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一陽会員の廣門さん、母校へ作品寄贈

2015年04月21日

  • 母校へ作品を寄贈した廣門幸三さん(右)

    母校へ作品を寄贈した廣門幸三さん(右)

 中広の画家、廣門幸三さん(66)が21日、母校の赤穂中学校(平井正彦校長)へ作品を寄贈した。廣門さんが近年モチーフとする火力発電所を描いた縦181センチ、横227センチの大作。正面玄関に飾られる。
 廣門さんは昭和38年度に同校を卒業。40代になってから創作活動に取り組み、平成22年に国内有数の美術団体「一陽会」の会員に推挙された。
 寄贈した作品は東日本大震災の翌年に描いた油彩画「電力の再考II」(150号)。写実的に描いた発電所プラントの端に風力発電プロペラを配し、エネルギー問題へのアンチテーゼを投げかけている。約4カ月かけて仕上げた一枚で、廣門さんにとって「最も思い入れのある作品の一つ」だという。
 中学のころから絵を描くことが好きだったという廣門さんは「母校に作品を飾ってもらえて光栄。若い人たちにも美術に興味を持ってほしい」と話していた。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2015年5月2日(2134号)1面 (10,742,716byte)


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