赤穂民報

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社債詐欺で270万円被害

2012年06月19日

 赤穂市内の80代無職女性が社債購入の名義貸しを名目に現金270万円をだまし取られたとして、6月18日に赤穂署へ被害を届け出た。
 同署によると、今年2月下旬、土木会社の社債購入申込書が女性宅に郵便で届いた。同じ日に別の会社名を名乗る男から「社債を買いたい人がいる。金はこちらから振り込むので、あなたの名前で申し込んでほしい」と電話がかかった。男から伝えられた連絡先に女性が電話して購入を申し込んだところ、「名義貸しという違法な行為で、会社に損害を与えた。保証金として現金270万円を送って」と言われたという。
 女性は貯金から下ろした現金を指定された静岡県三島市内の住所へ宅配便で送付したが、いずれの会社とも連絡が取れなくなった。今月上旬に警察へ相談し、2社とも実在しないことがわかった。
 同署によると、姫路、加古川でも類似の被害があったといい、「劇場型詐欺の手口は複雑、巧妙になっているので注意してほしい」と呼びかけている。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2012年6月23日(1995号)4面 (7,152,618byte)


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