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《西有年産廃》上郡町議会 8日に請願者から意見聴取

2017年12月05日

 上郡町議会(山本守一議長、10人)は5日、西有年で民間業者が進めようとする産業廃棄物最終処分場建設計画に対する請願について対応を協議するための特別委員会を設置した。12月8日(金)に第1回特別委を開き、請願者からの意見聴取を行う。
 同計画をめぐっては先月、上郡町内に7つある連合自治会のうち5団体が「計画反対」の決意表明を求める請願を提出。一方、計画地を源流とする千種川水系・梨ヶ原川の直下に位置する梨ヶ原自治会は「優良企業の誘致を支持する地元の意向を無視した判断は厳に慎んでほしい」などと「推進」の立場で請願した。
 特別委は「産業廃棄物処分場建設に係る調査特別委員会」の名称で議長を除く町議9人で構成。委員長に立花照弘議員を選出した。8日の特別委は午前10時開会予定で、各請願について順番に意見陳述と質疑を行うとみられる。
 同町議会では、委員会の傍聴可否について委員長が判断する取り決めだが、請願者から「議会での議論は公開してほしい」との要望があったこともあり、傍聴を認める公算が大きい。同町議会が委員会を開催している部屋の傍聴席は「5席程度」(議会事務局)で、より多くの傍聴が可能な部屋への変更も検討する。


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