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34年ぶり外壁塗装修理 民俗資料館

2016年11月12日

  • 34年ぶりに塗装修理された民俗資料館

    34年ぶりに塗装修理された民俗資料館

 貴重な明治期の洋風建築として兵庫県有形文化財に指定されている加里屋の赤穂市立民俗資料館で外壁塗装修理がこのほど完了。淡いブルーの外観が美しくよみがえった。
 同館は国会議事堂の設計者の一人として知られる大熊喜邦の設計で明治41年に建築。現存する塩務局庁舎では国内最古で昭和61年に県有形文化財の指定を受けた。
 市教委によると、前回の塗装修理は昭和57年度。塗料がはがれ落ちるなど経年劣化が目立ったため、34年ぶりに塗り直した。風雨に耐性の強い水性塗料を採用し、元の色から変わらないよう慎重に塗料を調合したという。
 12月には数年前から恒例になっている建物ライトアップを行う予定で、前田元秀館長は「今年は特に美しい光景を見てもらえるのでは」と話している。


文化・歴史 ]

掲載紙面(PDF):

2016年11月12日(2206号)3面 (12,474,401byte)


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