赤穂民報

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認知症予防には○○持つこと

2016年06月08日

 認知症について正しい知識と予防法を広める行事「あこう認知症カフェ」が中広の赤穂市民病院でこのほどあり、専門医による講演や個別相談を行った。
 認知症カフェは、認知症の患者や家族の支援、予防啓発の場として全国的に開設が広まっている。今回の行事は赤穂市内で現在3カ所あるカフェの存在を知ってもらおうと、同病院が市医師会などと共催し、97人が参加した。
 基調講演した医師の馬場清志氏(てんわかかりつけ医院・院長)は、前頭葉の老化が認知症を引き起こす仕組みを解説。「人は目標さえ決まれば、自らその目標に向かって行動を起こし、前頭葉が活性化する」とし、「これから先の人生に目標を持つことが認知症予防につながる」と話した。
 お茶を飲みながら認知症に対する心配や悩みなどを気軽に話し合った茶話会、馬場医師らによる介護相談会もあり、参加者から好評だった。同病院は「とても良い機会になったという声が数多く、今後も年一回はこのような企画を開催したい」としている。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2016年6月11日(2188号)4面 (10,449,415byte)


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