赤穂民報

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半世紀の歴史に「ありがとう」

2015年06月20日

  • オープニングセレモニーで風船を飛ばす園児たち

    オープニングセレモニーで風船を飛ばす園児たち

 竣工から50年が経過し、取り壊しが決まっている加里屋中洲の赤穂幼稚園(田原ひとみ園長、104人)で20日、現園舎で最後となる運動会があり、園児と保護者らが500個の風船を飛ばしてセレモニー。笑顔で感謝の気持ちを表した。
 現在の園舎は昭和40年竣工の木造平屋建て。耐震対策で今年度から来年度にかけて鉄骨造に改築される。
 オープニングで赤や白、ピンクなど7色の風船を1個ずつ持った園児たちが入場。合図に合わせて保護者や来賓も一斉に空に放った。年長児が2人一組でかごを担いで段ボール箱を運ぶ種目では、箱を並べると「ありがとう」のメッセージが現れた。
 風船は父親クラブ「げんこつクラブ」(萬代尊修代表)の12人が当日朝6時からふくらませた。今の園舎が建った年に入園したOBで、長男の皓軒君(5)が年長クラスに在籍している加里屋の赤松浩さん(54)は「親子2代でお世話になってありがとう、という思い」と話していた。


子供 ]

掲載紙面(PDF):

2015年6月27日(2141号)4面 (10,734,617byte)


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