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住宅そばで倒木、緊急点検へ

 2014年10月07日 
加里屋川を横断するように倒れたニレの木
 赤穂市中心部を流れる加里屋川で6日、市道沿いの護岸に植わっていた樹木(高さ約10メートル、最大直径約40センチ)が河川に倒れ込んでいるのを近隣住民が見つけて市へ通報した。
 現場は国道250号が通る中洲橋から下流約100メートルの右岸。広葉樹のニレ(推定樹齢約35年)が根元から折れ、川を横断するように横たわっていた。近所の住人によると、台風18号が最接近した6日未明に倒れたとみられる。人や建物に被害はなかった。倒木は7日、河川を管理する兵庫県の委託を受けた業者がクレーンを使って撤去した。
 県光都土木事務所は「台風による強風で倒れたのではないか」と見ているが、折れた幹の断面の一部が灰色に変色していた。腐食も要因になった可能性が考えられることから、県と市は8日にも同川沿いの他の樹木について緊急点検を実施する方針。
 近所に住む真殿吉男さん(73)=加里屋=は「家の方に倒れてたら、えらいことになっていた」と撤去作業を見守っていた。
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掲載紙面(PDF):
2014年10月11日(2107号) 4面 (11,090,764byte)
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