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“振り込め詐欺”多発 尾崎の女性が100万円被害

 2008年07月10日 
 甥を名乗る犯人の言葉にだまされて、尾崎の60代女性が100万円の“振り込め詐欺”に遭っていたことが10日、わかった。赤穂署管内では6月下旬から身内の人間になりすまして言葉巧みに金をだまし取る手口が続発。いずれも被害者に複数回電話して信じ込ませる手口で、警察は「あわてて犯人の誘いに乗らず、必ず確認して」と注意を呼びかけている。
 調べによると、被害女性のところに最初の電話がかかってきたのは6月26日。自宅の電話に「おばちゃん、元気?」と男の声でかかってきた。
 女性が「○○か? 声が少しおかしいけど」と甥の名前を口にすると、男は「そうや。のどが痛くて病院に行ってきた」と言い訳し、「携帯電話をなくしたから新しい番号を言うとくわ。頼みたいことがあるから、またあした電話する」と言って電話を切ったという。
 翌日にあった2度目の電話で男は、「会社の金を使い込んだ」と立て替えを要求。さらに、“上司”を名乗る男までもが電話口に登場し、女性は2時間後に市内の郵便局から男が指定した口座に100万円を振り込んだ。
 7月9日に地区の回覧板で“振り込め詐欺”への注意文書を見た女性が気になって甥の母親に電話。詐欺に遭ったことがわかり、翌日に警察に届けたが、金はすでに引き出されていた。
 赤穂署によると、今月に入ってから、同じ手口の電話について、市民からの相談が急増。最初の電話では金の話をせず、被害者を信じ込ませてから「交通事故の示談金が必要」などの理由をつけて振り込みを要求してくる手口で、“警察官”を装ってくる場合もあるという。
 事態を重く見た同署は10日、各関係機関、団体を通じて“振り込め詐欺”への警戒を呼びかける文書を一斉配布。「金を請求してくる電話は、まずは疑ってほしい」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2008年7月12日(1803号) 1面 (7,960,544byte)
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