- トップページ>
- 絵本で世界を旅しよう>
- 記事詳細
心が癒された絵本
2010年05月22日
『悲しい本 SAD BOOK』 ○作/マイケル・ローゼン ○絵/クェンティン・ブレイク ○訳/谷川俊太郎 ○あかね書房
悲しみに打ちひしがれている人に、どのように励ましの言葉をかけても、その人の悲しみは消え去ることはありません。
著者マイケル・ローゼンが、息子を失った悲しみを一冊の絵本につくりあげました。
息子が生まれ、年とともにローソクの本数が増えてきました。しかし突然、最愛の息子は天国に召されました。その過程を語り綴っています。
この絵本を手にして、人は悲しみを何度も体験することによって心が大きく成長するのではないかと思うようになりました。そんな思いを強くする絵本です。
* * *
『悲しい本 SAD BOOK』○作/マイケル・ローゼン○絵/クェンティン・ブレイク○訳/谷川俊太郎○あかね書房
* * *
▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年5月22日(1896号) 4面 (8,574,489byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 絵本で世界を旅しよう ]
老馬の思い 2012年01月21日
イギリスの竜の物語 2012年01月01日
じいちゃんのクリスマスプレゼント 2011年12月17日
7年ぶりに再会した絵本 2011年09月23日
じいちゃんの大変身 2011年09月17日
満月への思い 2011年09月10日
蟻の話 2011年07月02日
三千年の地球の歴史 2011年06月18日
愉快な子育ての絵本 2011年06月11日
なぜ草や木が生えたの? 2011年06月04日
かみさま、たすけて 2011年05月14日
ないしょのおともだち 2011年04月23日
絵本の魅力 2011年03月05日
干支とは…… 2011年02月19日
森の大かえでといちごじいさん 2011年02月05日
コメントを書く