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プラチナ世代の同級生3女性が囲碁に挑戦

 2009年12月12日 
新たな人生の楽しみを加えようと、囲碁教室に通う同級生3人組=右から塩江さん、児島さん、岩崎さん
 花岳寺通商店街の加里屋まちづくり会館で毎週日曜日に開かれている囲碁教室に70代女性3人組が入門。「こんなに難しいとは思わなかった」と囲碁の奥深さにとまどいながらも気長に取り組んでいる。教室を主催する「赤穂楽碁会」のスタッフは「後期高齢者の年齢で新しいことにチャレンジする勇気と意欲がすばらしい」と応援している。
 上仮屋北の児島淳子さん(75)、長池町の岩崎久仁子さん(75)、加里屋南の塩江早苗さん(76)は塩屋生まれの幼なじみ。初心者向け教室の生徒募集があることを知った児島さんが2人を誘い、6月から参加した。
 3人とも、碁石を持ったこともない初心者。幼児や小学生など孫のような子どもたちと席を並べて一からルールを学び、目数の少ない九路盤で基本的な打ち方の習得に努めている。「用語を覚えるだけでも大変」と言いながらも、互いに教え合うことも楽しんでいるようだ。
 「碁盤に向かっていると時間が経つのが早い」と塩江さん。岩崎さんは「せっかく始めたことなので、長く続けたい」と話す。夫も囲碁愛好者の児島さんは「いつか主人と対戦してみたいですね」と上達を目指している。
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掲載紙面(PDF):
2009年12月12日(1874号) 4面 (10,225,262byte)
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