忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. スポーツ
  3. 記事詳細

「パリへの挑戦」CFで支援呼び掛け

 2023年08月11日 
 パラリンピックでメダル獲得を目指すパラ卓球アスリートの北川雄一朗さん(20)=関西福祉大学3年、相生市那波野=が国際大会出場に必要な海外遠征費を得るため、インターネット上で寄付を募るクラウドファンディング(CF)で支援を呼び掛けている。

パラリンピック出場へ挑戦する北川雄一朗さん


 北川さんは生まれつきの障がいで両肘をまっすぐ伸ばせず、肩や手首、足首の可動域が狭いため車椅子で生活している。小学5年の夏休みに両親が連れて行ってくれた障害児卓球教室で車椅子卓球の選手から勧められたのをきっかけに競技を始めた。

 鍛えた体幹から繰り出す俊敏なラケットさばきを武器に中2で全日本選手権ベスト8に入り日本代表に初選出。2021年アジアユースパラ大会で個人とダブルスの2冠に輝き、昨年は全日本選手権3連覇も果たした。日本ランキングは堂々の1位で今年度の日本代表次世代育成選手にも選出。国際大会でも表彰台に上がるなど結果を残し、最新の世界ランキングは44位。パラリンピック出場のボーダーラインとされる30位以内にあと一歩のところまできている。

 さらに順位を上げるには国際大会で上位選手に一つでも多く勝利しなければならないが、北川さんは資金面がネックとなって出場機会が少なく、他の選手に比べて不利は否めない。周囲や大学もサポートしているものの、海外遠征に必要な費用をまかなうのは厳しい状況だという。

 「パラ卓球を通して、常に目標を持ち、あきらめずに日々取り組む大切さを学んだ」という北川さん。「パラ卓球で世界の舞台に立ち、『あきらめない』ということを伝えたい。挑戦するチャンスを与えてください」と支援を呼び掛けている。

 8月10日時点で集まった寄付は目標額70万円に対し約14万円。8月31日までCFサイト「キャンプファイヤー」で1口1000円以上(金額は任意で変更可)で募っている。
<前の記事


関連サイト:
■パラ卓球 北川雄一朗 パリへの挑戦(キャンプファイヤー)


掲載紙面(PDF):
2023年8月12日号(2518号) 1面 (5,307,673byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

1 2 3 4 5 6

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • 「消滅可能性自治体」全国744 赤穂市も瀬戸際←一職員(04/27)
  • 「消滅可能性自治体」全国744 赤穂市も瀬戸際←Knight(04/27)
  • 「消滅可能性自治体」全国744 赤穂市も瀬戸際←赤穂市民(04/27)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警