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遺体は60代世帯主夫婦 室内に血痕

 2016年02月05日 
豊住さん方を捜索する警察関係者
 赤穂市西有年横山の民家で5日に見つかった男女2人の変死体について、赤穂署は同日、遺体はこの家の世帯主の豊住信夫さん(69)と妻の初美さん(64)と身元確認した。
 捜査関係者の話では、室内で血痕が確認されたといい、引き続き死因や現場の状況を調べている。
 同署によると、豊住さん方は3人家族。近所の住民らの話では、10年ほど前に夫婦で移り住み、その後、孫とみられる男性が一緒に暮らすようになったという。
 同じ集落の主婦は、「ご主人はもともと大工さんと聞いた。家も自分で建てた」と話した。別の女性は「奥さんはとても穏やかな人で、植物の世話をよくしていた。2週間ほど前にも庭でとれたミカンを持ってきてくれたのに」と、突然の悲報に言葉を失った。近所の男性によると、「付き合いはあまりなかったが、地域の草刈りや農道整備には必ずご家族の誰かが参加していた。誰かから恨まれるような人たちではない」と人柄を話した。
 豊住さん宅は山間の静かな農村地域にあり、最も近い民家と約80メートル離れている。前日の午前中に家の近くを通ったという女性は「特に変わった様子はなかった」と話した。周辺は警察が張った非常線で仕切られ、そばを流れる長谷川で遺留品を捜す捜査関係者の姿がみられた。報道陣の車両が20台以上並び、物々しい雰囲気だった。
 赤穂市教委は事件を知った同日午後4時20分の時点で市内の幼稚園、保育所、小・中学校に連絡。中学校は部活動を切り上げ、小学校はすでに下校を終えていたため、教諭らが児童が不要に外出しないように見回った。幼稚園は午後5時ごろ、保育所は同6時ごろまでに預かっていた園児を保護者に引き渡した。
 市教委は「週明け以降も事件が解決していない場合は、各校の実状に応じて集団登校やパトロールなどの対応をとる」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2016年2月13日(2173号) 1面 (11,593,034byte)
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