2014年09月22日
初の国際大会出場で銀メダルを獲得した小笠剛志さん
ベンチプレス競技の2014年アジア選手権(12〜16日、キルギス・ビシュケク)で加里屋の小笠剛志さん(40)=パワーハウス赤穂=が40代男子93キロ級で銀メダルを獲得してこのほど帰国。初の国際大会出場で結果を残し、「次は一番になりたい」と意欲を語った。
パワーリフティングを含めて競技歴15年の小笠さんは一昨年の夏から現在のジムに移籍。トレーナーとして勤務しながら週4日のトレーニングを続けている。世界ベンチプレス選手権を2度制している同僚トレーナーの渡辺雄次さん(34)からのアドバイスもあってメキメキと実力を伸ばし、昨年の全日本マスターズで3位入賞。代表に選ばれた。
202・5キロの自己ベストを持つ小笠さんは現地入りしてから胃腸の調子を崩したこともあり、無難に175・0キロからスタート。3度の試技をすべて成功させて192・5キロまで記録を伸ばしたが、優勝選手に2・5キロ差で競り負けた。
「もっと攻めて、相手にプレッシャーをかけるべきだった。次のチャンスには迷わずチャレンジしたい」と小笠さん。来年の国際大会の選考を兼ねた11月の全日本選手権に照準を定めている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2014年9月27日(2105号)1面 (12,386,882byte)
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