赤穂民報

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駅前通りに碁会所オープン

2008年04月12日

  • 大人から子どもまで大歓迎の「赤穂楽碁会」碁会所

    大人から子どもまで大歓迎の「赤穂楽碁会」碁会所

 赤穂市内で2カ所目となる碁会所が駅前通りにこのほどオープン。開所初日から大勢の囲碁愛好家らでにぎわった。駅から徒歩3分の好立地に加え、毎日午後9時まで開かれ、会社帰りにちょっと一局―という人たちからも喜ばれそうだ。
 アマ7段の腕前を持つ黒田紀典さん(67)=塩屋=が会長の「赤穂楽碁会」が開設。赤穂駅前商店街「ガッツ芝居小屋」(旧トマト銀行)の2階一室を借り、碁盤16面を用意した。もともとは会議室だった部屋だが解説用の大盤、会員名を段級ごとに示す名札掲示板が碁会所の雰囲気を出している。
 開所式があった4日にはセレモニー前から囲碁ファン約30人が詰めかけ、さっそく対局。プロ棋士の端山省三7段を招いた指導碁も行われるなど、盤上の攻防に熱気があふれた。
 「赤穂にもっと囲碁を普及させたい」と黒田会長。2年前に会社を定年退職して帰郷してからの念願がかない、「気軽に立ち寄ってもらえれば。トーナメント戦などの大会も定期開催したい」と今後の運営に思いを広げている。
 年末年始、会の行事日などを除き毎日午後1時から9時までオープン。利用料は1日500円で会員(月会費大人2000円、女性1000円、学生以下無料)になれば無料。
 「囲碁は少年期の情操教育にも最適」(黒田会長)と週末の午前中を利用して小中学生対象の囲碁教室も無料で開く予定。「最近の子どもはすぐ“キレる”というが、囲碁で負ける悔しさを経験すれば辛抱強い人間になれるはず」と文化庁の「伝統文化こども教室事業」にも応募している。
 碁会所、子ども囲碁教室についての問合せはTel080・1204・7870(黒田会長)またはTel42・0098(高力さん)まで。


文化・歴史子供街ネタ ]

掲載紙面(PDF):

2008年4月12日(1790号)3面 (7,906,666byte)


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