赤穂民報

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【第31回】真心いっぱいの送別会

2009年06月13日

  • 生徒たちが開いてくれた送別会

    生徒たちが開いてくれた送別会

 6月18日の帰国を前に活動が一つ、また一つ終わっていきます。2年間過ごしたシャブダン・アタ村での生活も先週で終了しました。今は首都に身を置き、13日の受講生による箏発表会に向けた練習指導に明け暮れています。
 村の中等学校での最後の活動は生徒たちのリクエストで決めました。中でも印象的だったのは、日本の雑誌に紹介されていた紅茶プリンの調理実習です。とてもワクワクしながら作っていた生徒たちが出来上がりを一口食べた瞬間に沈黙。あのテンションのギャップといったら、ありませんでした。
 村の人たちとはいろいろな形でお別れの挨拶を交わしました。リコーダークラブで一番熱心に取り組んでいた6年生クラスがキルギス料理やプレゼントを用意して開いてくれた送別会は、彼らの真心があふれていて、とっても嬉しい時間でした。そのときに撮った写真を10年後に見たとき、私、そして彼らは何を思うのでしょうね。
   * * *
 ▽伊藤寛子さん=赤穂西中学校出身の26歳。国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として平成21年6月まで中央アジア・キルギス共和国に2年間の単身赴任中。「ジュジュ」(キルギス語でひよこ)は現地でのニックネーム。


寛子のキルギス日記 ]

掲載紙面(PDF):

2009年6月13日(1851号)3面 (8,276,435byte)


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