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県境サイクリングに100人 歴史と景色満喫

2026年11月01日

 岡山と兵庫の県境を越えて巡るサイクリングイベント「ボーダーライド2026」が1日に開催され、10代から70代まで自転車愛好者約100人が秋晴れの下、約60キロのコースで周遊を楽しんだ。

 タイムや順位を競うレースではなく、「県境地域の豊かな自然や歴史を楽しみながら、多くの人に地域の魅力を知ってほしい」と赤穂市、上郡町、備前市の市民有志による実行委員会が東備西播定住自立圏構想推進事業の認定を受けて実施した。

 備前市役所を午前9時半にスタート。旧片上鉄道の線路跡や旧閑谷学校を巡り、昼食休憩の赤穂城跡では上郡町を拠点に活動する「巡風樂舎」の和太鼓演奏で歓迎。午後は塩田跡がある福浦の海沿いの道を走り、午後3時半までに備前市役所へゴールした。赤穂高校の全日制、定時制の生徒約10人がボランティアスタッフとして協力した。

 サイクリングが趣味という徳島市の地方公務員、木村佐和さん(59)は「閑谷学校や赤穂城を巡るルートに魅力を感じて友人と参加しました。天気も良くて気持ちよかった」。親子3代で参加した岡山県長船町の姥(うば)利春さん(77)は「良い景色を見て、おいしい空気を吸いながら、孫と一緒に走れて最高の幸せ」と喜びをかみしめた。

 実行委によると、昼食付き1人4000円の参加募集に東は岐阜、西は山口から申し込みがあり、受付開始から3日で定員をオーバーする人気だったという。実行委共同代表の安則眞一さん(77)=上郡町=は「イベントが成功したのは2市1町のみなさんの協力のおかげ」と感謝しつつ、「参加者からも好評だったので、できれば来年も開催したい」と話した。

県内外からの参加者がサイクリングを楽しんだ「ボーダーライド2026」

県内外からの参加者がサイクリングを楽しんだ「ボーダーライド2026」



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