2026年09月22日
陸上競技の日本学生対校選手権(日本インカレ)が9月5〜7日、神奈川県の日産スタジアムであり、女子100メートルで関西福祉大学3年の上野叶夢(かのん)さん(20)が12秒01で7位入賞した。同部から日本インカレで入賞したのは通算3人目で、トラック種目では初めてだ。
中盤から後半にかけてスピードに乗る走りが持ち味で、7月に11秒70の自己ベストをマークした。今大会は「自分の走りができなかった」という予選から気持ちを切り替え、難関の準決勝を2着で突破。決勝は「一つでも順位を上げたい」と臨み、12秒01でゴールした。
三重県四日市市出身で小学3年から陸上を始め、中学から短距離を専門に取り組んできた。松阪商高時代はリレーでインターハイに出場したが、けがの影響もあって個人種目で全国大会の舞台に立つことはできなかった。「全国大会で活躍できる選手になりたい」と練習を重ね、大学で力を伸ばしてきた。今年5月に主将に指名され、男女合わせて70人を超える部の士気を高める役割も担う。
熊野陽人監督によると、今季は「ピッチを落とさずにストライドを伸ばす」ことを重点にトレーニングに取り組み、「狙い通りの成果が現れている」という。「来季はピッチを上げるトレーニングにもアプローチする予定」といい、さらなる記録向上が期待される。
「スタートからの出だしを強くしたい。自分の感覚も大事にしながら練習に取り組んでいきたい」と課題を挙げる上野さん。10月15日に青森市で開幕する国民スポーツ大会には三重県代表として出場予定で、「いいレースでシーズンを締めくくりたい」と意気込んでいる。

トラック種目では関西福祉大学から初となる日本インカレ入賞を果たした上野叶夢さん
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