2026年07月11日
赤穂浅野家の菩提寺で、赤穂義士の墓所がある加里屋の花岳寺(片山元道住職)で、赤穂市指定有形文化財の山門が老朽化し、同寺が修復計画を進めている。
市教育委員会の調べでは、山門はもともと赤穂城の西惣門で、備前街道の西町口に設けられた枡形付近にあった。明治6年に同寺21代の仙珪和尚が購入して移築した。赤穂城の城郭付属建築としては唯一現存する遺構で、1989年に市文化財に指定された。
数年前から柱の一部で腐食が見つかり、山門全体に傾きが生じている。同寺は「このまま放置すれば、維持が困難になる」として市教委と協議の上、保存を目的とした修復に取り組むことを決めた。同寺開基時に製作されたとみられる山号扁額の修繕を合わせて総額約500万円の事業費が必要となる見込み。山門修復費の2分の1は市の助成を受け、残りは寄付でまかなう。来年度中の修復完了を予定している。
同寺の矢野英樹・総代会長は「赤穂市の貴重な文化財を維持するためにご協力をお願いします」と呼び掛けている。
寄付は1口1万円で受け付ける。8月31日までに同寺口座(みなと銀行赤穂支店、普通1136169、宗教法人花岳寺 代表役員 片山元道)に振り込み、住所、氏名、連絡先と寄付額をファクス(45・2885)またはメール(gisikaiakosibu@gmail.com)で送信すれば寄付者名が掲示される。問い合わせはTel42・2068。

老朽化により修復が必要となっている赤穂市指定有形文化財の花岳寺山門
掲載紙面(PDF):
2026年7月11日号(2651号)2面 (8,618,706byte)
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