2026年07月11日
第72回全日本中学校通信陸上競技大会の兵庫県大会(6月27・28日、加古川市)で、赤穂西3年の由居瑛太君(14)=塩屋=が共通男子200メートルと400メートルで優勝。いずれも全中総体の標準記録を突破した。400メートルのタイムは全国ランキングで8位に入る好記録で、今季に突如頭角を現した新星に注目が集まっている。
昨シーズンまでは主に100メートルと200メートルを競技。西播新人での優勝経験はあったが、県大会で目立った成績はなかった。初めて400メートルを走った5月の記録会で51秒86をマークし、距離適性を見出された。通信大会では予選を50秒94で走り、全中総体の標準記録(51秒00)をクリア。さらに決勝で50秒25までタイムを縮めて頂点に立った。200メートルでも予選、準決勝、決勝の3本すべてで自己ベストを更新。全国ランキング14位の22秒22で優勝し、2冠に輝いた。
度重なるけがで昨シーズンを棒に振り、きちんとした練習を再開できたのは今年3月からという。「追い込んだ練習をしていない中でこのタイム。センスと成長力としか言いようがない」と植木勇貴顧問(34)。本人も「一年前には、自分が兵庫県で一番になって全中に行くなんて想像もしていなかった」と驚きを隠さない。
「強い人と一緒に走るのが楽しい。自分の力を引き出してもらえるから」と由居君。今は走るたびに速くなる手応えがある。「県総体を大会新記録で優勝して、全中は決勝に残って全国の強い選手と戦いたい」と掲げた目標も有言実行できる勢いだ。

通信陸上兵庫県大会で共通男子200メートルと400メートルの2冠を獲得した赤穂西の由居瑛太君
掲載紙面(PDF):
2026年7月11日号(2651号)1面 (8,618,706byte)
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