2026年07月02日
上仮屋の国史跡・赤穂城跡で、本丸にある池泉のほとりに群生している「ハンゲショウ」が見頃になっている。
ハンゲショウはドクダミ科の多年草で、梅雨の時期に葉の一部が白く色づく。二十四節季の一つ「半夏生」の時期に葉が白くなることや、半分だけ化粧をしているような様子から名前が付いたとも言われる。
ハンゲショウがあるのは本丸の北西隅にある池泉。赤穂市教育委員会の『赤穂城攻略本』によると、1989年の発掘調査で池泉の遺構が見つかり、多数の陶磁器類や木製品のほか「浅野内匠頭」「大石内蔵助」などの人名を記した木簡も出土した場所だという。本丸門を入って右手奥の目立たない場所ではあるが、赤穂城の観光ボランティアをしている男性の話では、毎年ハンゲショウを楽しみに訪れる人もあるらしい。
梅雨が明ける頃には葉の色は再び緑に戻り、本格的な夏の到来を告げる。

白くなった葉が見頃を迎えている赤穂城本丸のハンゲショウ
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