全日本パワリフ 前人未踏のV30 福島友佳子さん
2026年06月27日
バーベル3種目の合計重量を競う全日本パワーリフティング選手権大会が5月23・24日、東京都内で行われ、パワーハウス赤穂の福島友佳子さん(56)=若草町=が女子47キロ級で優勝。今年で50回を迎えた女子の大会で、自身の持つ最多優勝回数を30に伸ばした。

全日本パワーリフティング選手権大会で30度目の優勝を果たした福島友佳子さんと年代別優勝の夫・和文さん
福島さんが初めてバーベルを手にしたのは20歳のとき。短大を卒業して社会人となり、スポーツジムに入会したのがきっかけだった。「頑張った結果が数字に表れるおもしろさ」にはまって本格的に競技に取り組み、25歳で全日本選手権初優勝を飾った。
今大会は試合の2週間ほど前の練習で、バーベルを持った状態でバランスを崩し、右の手首とひじを痛めた。万全の調整とはならなかった中、合計9回の試技のうち8回で成功。スクワット187・5キロ、ベンチプレス120・0キロ、デッドリフト160・0キロをマークし、トータル467・5キロで他を寄せ付けなかった。
これで第22回大会から29年連続の優勝となり、最優秀選手に贈られる文部科学大臣賞を28年連続で受賞した。5年前に東京から赤穂に移住し、所属先のパワーハウス赤穂でスポーツトレーナーとして勤務。周囲からの応援が競技を続ける励みになっている。
男子93キロ級に出場した夫の和文さん(60)も年代別優勝を飾り、夫婦でメダルを手にした。今年11月にトルコで開かれる世界選手権には和文さんが日本代表コーチとして帯同する予定。過去8度の金メダルを獲得している世界選で活躍が期待される。

競技中の福島友佳子さん=和文さん提供
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2026年6月27日号(2649号)1面 (5,042,927byte)
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