女性活躍の「ミモザ企業」 赤穂市内で初認定
2026年04月11日
女性活躍の推進に積極的に取り組む事業所を「ミモザ企業」として兵庫県と神戸市が認定する「ひょうご・こうべ女性活躍推進企業認定制度」で、六百目町の住宅店舗設計施工会社「セルビーハウジング」が赤穂市内で初めて認定された。

赤穂市内第1号の「ミモザ企業」に認定されたセルビーハウジング
同制度は、国連が「国際女性デー」のシンボルに定めたミモザの花にちなみ、県内企業の女性活躍を促進する目的で2022年に創設された。女性社員の採用率や管理職の割合のほか、キャリア形成支援や働き方改革の実践など20項目のうち14項目以上で基準を達成することが条件で、昨年度までに約240社が認定された。
同社は前身となる会社が1968年に創業。現在の社員数15人のうち11人が女性で、設計士や現場監督も男女の割合が同数だという。複数の女性がパート従業員として採用後、働きぶりが認められて正社員に登用され、中には役員に昇格した人も。上中祥暢社長は「特に女性を優先しているわけではなく、あくまでも男女平等に評価し、能力の高い人材の採用を続けた結果、気がついたら女性の割合が多くなっていた」と話す。しかし、社員に話を聞くと決してそれだけではないようだ。
まず、「働きやすい職場づくり」に積極的だ。例えば、「4分の1休暇制度」は一日の労働時間の4分の1にあたる2時間単位で有給休暇を取れる制度。半休に比べて仕事や顧客への影響を抑えられるので取得しやすく、ちょっとした用事を済ませたり、通院などにちょうどよいという。会社に籍を置いたまま学校へ通って建築士やインテリアコーディネーターの資格を取得できるキャリアアップ支援制度もある。
海外研修制度は入社3年以上の社員を対象に最大25万円を支援するもので、現地で関心を持った建築物の写真を撮り、帰国後に社内で報告することだけが条件。家族や友人の同行もOKで社員から好評だ。
また、期首の1か月前には新年度の経営指針案を社長から社員全員に提示して一人ずつ面談したり、無記名の社内アンケートで会社の満足度や改善点を聴き取ったり、社員の声を会社運営に反映する取組も行っている。性別に関わりなく社員を大事に扱う社風が結果的に女性割合の増加につながっているのかも知れない。
ミモザ企業の認定を受け、上中社長は「女性が活躍している企業だと認められてうれしい。さらに男女ともに輝き、地域に貢献する会社でありたい」と抱負を語った。
また、20項目中8項目以上をクリアした事業所を認定する「フレッシュミモザ企業」として、赤穂市内では▽DSL.ジャパン赤穂工場▽寺田産業▽ハヤシアグロサイエンスの3社が認定された。
[ 社会 商業・経済 ]
掲載紙面(PDF):
2026年4月11日号(2640号)1面 (4,661,519byte)
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