2026年02月21日
赤穂市民病院は昨年11月末時点の経営状況をこのほど示し、今年度の最終的な収支不足額の見込みを「18億円程度」と試算した。試算通りになれば、資金不足比率が起債発行に総務省の許可が必要となる10%を超過するため、病院は一般会計からの追加繰入を要求している。
病院によると、今年度の一日当たり患者数(昨年12月末時点)は入院179・3人(前年度192・2人)、外来532・1人(同556・6人)でいずれも減少。入院単価も減少傾向がみられ、最終的な入院・外来の収益見込みは前年度比で7億円程度の減収となる見通しだという。
病院がこれまでに示していた昨年9月末時点の経営状況では、今年度の最終的な収支不足額を「16億円程度」と見込んでいた。約2か月間で2億円程度の下振れが生じたことになる。
病院の試算では、資金不足比率10%超過を回避するには約6億円の収入が必要で、「病院独自で補うのは難しい」(病院財務課)として追加の繰入金を求めた。市は2月議会に上程する今年度補正予算に6億円の追加繰出金を計上した。
市は市民病院の経営健全化分として、今年度の当初予算で3億円を繰り出している。

患者数減少による収支悪化が続く赤穂市民病院
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2026年2月21日号(2633号)1面 (8,494,458byte)
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