「かき」と「かき」主人公にオリジナル絵本
2026年02月07日
海の幸の「かき」と果物の「かき」を主人公に描いたオリジナル絵本『かきくらべ』を清水町のグラフィックデザイナー、益田美穂子さん(64)が自費出版した。ほっこりしたショートストーリーを温かみのある絵で描き、子どもも大人も楽しめる。

自身初の絵本『かきくらべ』を自費出版したグラフィックデザイナーの益田美穂子さん
子どもの頃、漫画家になるのが夢だったという益田さん。大学4年のときに広告デザインの夜間専門学校にも通ってグラフィック制作などを学び、卒業後は広告業界で働いた。結婚して赤穂に居住してからは自宅でチラシやパンフレットなどの制作を請け負っている。
昨年4月から10月まで姫路市内の出版社が開いた絵本づくり講座を受講。実際にオリジナルの物語を考えて一冊の絵本を完成させるプログラムだった。数年前から温めていた牡蠣のキャラクターを登場させたいと頭をひねり、海で育つ牡蠣と、木の枝にぶら下がる柿が入れ替わってみたらどうなる?――というシナリオがひらめいた。
完成した作品はB5判変形16ページ。ほのぼのしたトーンに仕上げるために、デジタルではなく手描きペンで描画した。水彩絵の具と色鉛筆で全体的にやさしい色合いに着色した中、牡蠣のキャラクターはアクリル絵の具をペインティングナイフで塗り重ねて殻の質感を表した。また、知人の水産会社に頼んで牡蠣の養殖現場を見学させてもらい、細部のリアルさにもこだわったという。
講座の講師からは「かわいくて何度も読んでしまいました」とのコメントがあったという。益田さんは「気軽に読めて、くすっと笑える話。落語好きの自分らしさが出せたかな。手に取ってもらえたらうれしい」と話している。
一部800円で「赤穂観光協会」
Tel42・2602、「伝馬船」
Tel56・6628、「鈴吉屋」
Tel45・3025で購入できる。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2026年2月7日号(2631号)1面 (7,323,589byte)
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